膨大な量のテキストで学習した大規模言語モデル(LLM)とは、GoogleのChatGPTやGeminiのような生成AIチャットボットを動かす極めてスマートなエンジンのこと。 そんなLLMのローカル統合を可能にする初のウェブブラウザとなったのが、「Opera」です。 LLMがローカルにインストール可能だということは、すでに読んだことがある人もいるでしょう。こうしたAIモデルは各自のコンピュータに保存されるため、クラウドには何も送信する必要がありません。 機能させるにはそれなりのハードウェアを組み合わせることが必要ですが、プライバシーの観点からはローカルにインストールするほうが優れています。入力したプロンプトを盗み見られたり、AIの学習のために会話を使われたりする心配がないからです。 そして、さまざまなAI機能を導入してきたOperaが、この度ローカルLLMにまで拡張され、150種類以上のモデ