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「催眠商法」は一体どのように生まれたのか | 世界の(ショーバイ)商売見聞録 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
「公の場所でインチキ品売る」 1968年12月4日に読売新聞の「気流」(読者欄)に、こんなタイトルの投稿... 「公の場所でインチキ品売る」 1968年12月4日に読売新聞の「気流」(読者欄)に、こんなタイトルの投稿があった。投稿者の近くにあった商工会議所で「新製品普及会」なる団体が、強引に商品を売りつけてきたという。 <場所が商工会議所だっただけに、まさか変なものは売らないだろうと思っていた。近所の主婦たちは、いまだにインチキだと気づいていないようだ。こんなテキ屋みたいな連中に場所を貸した商工会議所は、責任を感ずべきだ> これがいわゆる、のちの言葉でいうところの「催眠商法」を批判する第一声だった。「催眠商法」は別名では「暗示商法」や「SF商法」と呼ばれる。高齢者や主婦層に商品を提供し、最後には高級布団やらを買わせる、あれである。後者のSFとは、さきほどの「新製品普及会」からきている。 この連載では、自己啓発セミナーの系譜として、Tグループ、ヒューマンポテンシャル運動、そしてホリディマジック、などを
2019/12/03 リンク