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南シナ海で激化する中国とアメリカの駆け引き
4月6日および7日、フィリピンの排他的経済水域において日米豪比の共同訓練が実施された。日米豪の訓練に... 4月6日および7日、フィリピンの排他的経済水域において日米豪比の共同訓練が実施された。日米豪の訓練にフィリピンが加わるのは初めてで、フィリピンが実効支配する環礁の現状を実力で変更しようとする中国に対するアメリカなどの警戒がうかがえる。 2023年10月6日、南シナ海のセカンド・トーマス礁周辺海域において中国海警局巡視船がフィリピン補給船に対して妨害行為をしたと英BBCが報じた。フィリピン沿岸警備隊巡視船に乗った記者が一連の行為を撮影した。 セカンド・トーマス礁は、フィリピンのパラワン島から最短距離で西北西へ約200キロメートルに位置する南沙諸島の環礁である。同礁実効支配のために、フィリピンは廃艦となったシエラ・マドレ号を座礁させ、軍人を常駐させている。フィリピンの補給船は同座礁艦に食料などを輸送していた。 一方の中国は南シナ海のほぼ全域に自らの管轄権が及ぶと主張し、その領域に含まれるすべて
2024/04/18 リンク