農家の蔵に眠る行李、出てきた文書に国立公文書館が「大変なもの」：朝日新聞デジタル

長野県中野市で果樹農家を営む男性が、自宅の蔵の整理をしていて見慣れぬ行李（こうり）を見つけた。入っていたのは、大量の文書と1枚の写真。専門機関に相談すると、「大変なもの」だった。 資料を見つけたのは田中武徳さん（67）。3年ほど前、大切な文書などを火災などから守るために堅牢につくられた文庫蔵を整理していた際、2階の棚に黒っぽい行李が置いてあるのに気づいた。手の込んだつくりに思え、貴重なものがはいっている予感がした。開けると、濃紺の風呂敷がかぶせられ、中からは大量の文書と、建物を写した写真が出てきた。写真の裏に「枢密院の建屋」と手書きされていた。 どんな価値があるものなのか分からず、国立公文書館（東京都千代田区）に持ち込んでみた田中さん。その場で「貴重なもの」と驚かれた。 公文書館が数カ月かけて作成した目録によると、見つかったのは、明治憲法下における天皇の最高諮問機関だった「枢密院」の関係文

[IthacaChasma]

公文書を処分してしまわずにこうして残すことで、後世になって様々な事が分かる。民主国家として本当に大切な事だと思う。

[maninthemiddle]

“ 庶務関係の書類は当時も今もすぐに処分してしまうのが普通” 今そうなってるのはまずいだろ

[hobo_king]

公文書を残すという事の意義ここにあり、って感じの出来事だな……。逆に言えば、公文書を捨てたがる奴らはまず間違いなく見直されたくない事をしているとみていい。つまりは後ろ暗い事をしていると思われる。

[Knoa]

「文庫蔵にはもともと江戸や明治初期の教科書や解剖図が載った医学書があったが、小さい頃は暗いし怖くて近づけなかった。そうこうしていたら、親が畑で燃やしてしまった」←100年、500年前にもあった光景なんやろなぁ

[mozzer]

山間部行くと、相続放棄状態の古民家だらけ。行政も手が回らないし。

[u4k]

“どんな価値があるものなのか分からず、国立公文書館（東京都千代田区）に持ち込んでみた田中さん。” ←この行為自体が凄い。こんなことなかなか出来ないと思う。

[operator]

江戸時代とか明治時代の書物が残ってるのって、民主国家とは関係なくない？　むしろ、民主国家だと書類を残すことが都合が悪いと考える輩が出てくる。

[imakita_corp]

やはり豪農の蔵にある行李は俺が知っている庶民的な柳行李とは全く違うな。格差を感じるｗ

[deep_one]

経緯不明なのか。／元は別の家が保管していたが戦争期にここの頑丈な蔵に置かせてもらって、そのまま今に至るのだろうか。

[upran]

断捨離の本にこういう例を書いといて欲しい。思考停止で処分する人が偉いみたいなの、本当になんとかしてほしい。／ 鑑定団で、住職が燃やそうとしていた屏風が二千万てのがあったな。

[tettekete37564]

公文書大事

[shigak19]

国立公文書館がむしろ数か月ですぐに目録作成しているのはホントに貴重なんだろうなと/やっぱり長野県だと疎開関係は考えられるんじゃ

[kochizufan]

ここ10年くらいの行政資料も、7～80年経ってどこかの民家の収蔵からポロっと出てきそうな感じ

[quick_past]

公文書館などに持ち込むところがすごいと思えてしまうくらい、この社会は古い文献や記録への認識が甘いように感じる。散逸して古書店に流れてる書簡やアルバム、山程あるしなあ。

[y-mat2006]

椿井文書みたいな偽文書ではないよね？来歴が不明なのがちょっと気になる。

[daybeforeyesterday]

うーむ

[kamezo]

長野県の農家の蔵から枢密院の関係資料が発見。なんでそこにあるのか不明。

[hiby]

本邦の銀行ですら法に従い場所やストレージと言うコストを払って長期保存しているので行政側が反故にするのはまずもっておかしいんだよね。伊藤博文～独ソ不可侵条約てことは100年ぐらい前か。それにしても凄い。

[yuchicco]

地方史的なものを想像したらぜんぜん違った

[yahihi]

ヤバい、見てみたい

[dmekaricomposite]

こういうのワクワクする。歴史ロマンだ。「現在の長野県須坂市出身で枢密院議長だった原嘉道」うーん考えられる接点はこれくらい？

[shijuushi]

『看板娘はさしおさえ』の十世ちゃんではなかった（当たり前）／行李という言葉の意味を知ったのはこの漫画だったので

[mahal]

野生の正倉院かよ！日本国憲法の英語草案とか、結構スーパー級なのがしれっと入ってる辺りも、なかなか。

[You-me]

さすがに出てきたものに驚きました。なんでそんなものがそこにあったか全然わからないのね。わからないよねぇ？ほんとなんでだ

[cocoronia]

“文庫蔵にはもともと江戸や明治初期の教科書や解剖図が載った医学書があったが、小さい頃は暗いし怖くて近づけなかった。そうこうしていたら、親が畑で燃やしてしまった”あああああ〜

[tekitou-manga]

すごいね。出どころ不明なのもまたすごい

[T_Tachibana]

日本国憲法の草案があるということは、終戦直後ではなく少し落ち着いた頃に、草案を手にすることができる立場の人が、焼却を逃れた戦前の書類と一緒に何らかの縁があったこのお家に持ち込んだと推理。

[honeybe]

「庶務関係の書類は当時も今もすぐに処分してしまうのが普通」

[sabinezu]

「お母さ〜ん、あそこにしまってた本は？」「あんたどうせ読まないから捨てたわよ」

[taron]

不思議な来歴だなあ。国立公文書館に持ち込むのが分かってる感じだよなあ。

[orhr]

かたや今は、処分する以前に作成しない（と言い張る）という。

[kisiritooru]

最近の文書の方が残ってないんじゃないか？

[tweakk]

公文書館に持ち込んだのが素晴らしい

[YukeSkywalker]

つまり昔から庶務関係の書類はどんどん処分してたし、それで特に問題になってない、ってことでは……

[ryoma_robo]

“敗戦直後、日本の各地で多くの公文書が焼却処分された。”

[morerun]

私設の博物館って誰か見に来るんだろうか？

[orangehalf]

なんで枢密院の文書が長野の農家の蔵にあるの？と思ったが結局経緯はわからないままなのか

[aliliput]

なんといい話なんだ

[Nean]

“敗戦直後、日本の各地で多くの公文書が焼却処分された。「貴重な記録を残そうと、誰かが持ち帰ったものなのかもしれない」と田中さんは想像する。”