給与の銀行口座への振込はいつ始まったのか - 銀行員のための教科書

政府が会社員への給与のデジタル払いを解禁する方針であると報じられています。 この「給与のデジタル払い」、すなわちPayPay等の「資金移動業者」を通じて給与を支払う仕組みは、導入されると、給与を受け取る個人にとってメリットとなる可能性があります。資金移動業者を給与受取先に指定すると、ポイントが獲得できるというようなことが想定されます。 給与の支払方法については、法的規制が存在します。 企業が給与の支払いを行う際の原則は、法律的には「現金の手渡し」です。その例外といて銀行口座への給与振込が認められているに過ぎません。 では、給与の銀行口座への振込はいつからスタートしたのでしょうか。 給与のデジタルマネーによる支払解禁が検討されている中、今回は少し昔のことを振り返ってみましょう。 法的規制 あの事件 給与の銀行口座への振込が始まった理由 所見 法的規制 企業の給与支払い手段は労働基準法で規制さ

[crowserpent]

三億円事件がきっかけとはね。事件がなければ未だに給与の現金渡しが主流だった可能性もある、と考えると歴史の偶然性の妙を感じる。

[collectedseptember]

昔は亭主が給料袋を持ってきたものが銀行振込になったんで、それ以前より家庭内で立場が軽んじられやすくなったと読んだことがある。

[suoaei]

旦直土さん、いつもありがとうございます。

[byronko]

給与のデジタル払いだと、強盗に遭いにくいし、支払う方も受け取る方も数え間違えがないし、良いことずくめですね。

[sugarless_ice]

今は当たり前の銀行振込ですが当時は違和感あったと思いますが安心感がありました。電子マネー化は違和感よりも安全性が気になります。

[coublood]

確かに昔は給料は手渡しだったようですね。私が子供の頃はうちの父親はすでに手渡しではなくなっていて、口座振込だったと思います。給料という大金を持つと気分が大きくなりそうですが、やはり危ないですよね。