関東大震災朝鮮人虐殺事件から99年目──僕たちは差別を止める側、弱者を助ける側に回れるのか？

9月1日、約10万5000人の犠牲者を出した関東大震災から99年が経つ。震災直後のデマによって、多くの朝鮮の人たちが殺害された痛ましい事件、そして、いまも存在する差別について、在日コリアン３世であり、出入国在留管理局（入管）に収容されている人々の支援団体「Save Immigrants Osaka」のメンバーとして活動するチャ・ヨンジ（Jwa Yongjik）が考えた。 はじめに僕は在日コリアンが多く住む地域で日本の学校に通って育った。そのため、日本人の友だちもたくさんいたし、在日コリアンの友だちもたくさんいた。子どもの頃に差別を受けた記憶がない。そんなこともあってか、自分が朝鮮人であるということにあまり関心がなかった。どうでもいいことだった。どちらかというと貧しい家庭だったので、子どもに民族的な教育をする余裕がなかったのか、それとも、大人になって興味をもったときに自分で勉強すればいいと、

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おいらはもし、助ける側に回れたとしても、それでも多数側の権利を享受してきた人間なんだ。ということは自覚していきたい。

[stonedlove]

「99年前となにも変わっちゃいない。俺たちはまた繰り返すのか。また差別し排除し虐殺するのか？」と絶望しやけっぱちになりそうなところをグッとひきとめてくれる胆力と希望ある文章。チャ・ヨンジさんありがとう。

[gcyn]

『差別を止める側、弱者を助ける側に回れるのか？』というのもやはり考え続けておく必用があるもののやはり準備していない事は出来ないってのは様々なケースで度々思い知らされるところ。そうさせない世の中作りを。

[facebooook]

今秋で関東大震災から100年