差別はいつ悪質になるのか | 法政大学出版局

四六判 / 318ページ / 上製 / 価格 3,740円 (消費税 340円) ISBN978-4-588-60354-9 C0330 [2018年07月 刊行] 私たちは人々の間にある特徴──人種、性別、容姿、能力、年齢その他の特性──に基づいて区別を付けるが、この区別が「悪質な差別」になるのはなぜか。人を貶価する行為に悪質な差別の不当さがある。その悪質さの根拠を本書は問い、差別の一般理論を展開する。私たちは「差別」という言葉によって本当のところ何を理解しているのか、その行為の何を問題にして道徳的に評価しているのか、そしてその評価の根拠は何か。哲学的差別論の必読書。 デボラ・ヘルマン（ヘルマン デボラ）（Deborah Hellman） 1963年生まれ。ハーバード大学ロー・スクールで博士号を取得後、メリーランド大学法学部教授を経て、現在、ヴァージニア大学法学部教授。子どもと家族の支援

[AFCP]

この本か。目次を見ているだけでも面白そうだ。余力があったら読んでみたいな。

[gremor]

差別は、他人が大声で叫び出してから傷口が広がる。叫ぶのではなく個別具体的に現象を紐解き解決する以外に治す方法はない

[buenaarbol]

概要を見るに「女性専用車両は男性差別か」を議論してきた御仁にピッタリな本な気がする

[white_trevally36]

区別が「悪質な差別」になるのはなぜか。人を貶価する行為に悪質な差別の不当さがある。その悪質さの根拠を本書は問い、差別の一般理論を展開する。

[yuiseki]

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