「強制連行の有無」は今でも重要な論点なのか――従軍慰安婦と河野談話をめぐるABC

ここまで、2回の連載で述べてきたことをまとめてみよう。最初の連載で述べたのは、河野談話に至るまでの日本政府の対応には数多くの問題点が存在する、ということだった。日本政府の一連の対応を見る限り、この談話に至るまでの道筋は既に、1992年1月の段階でほぼ決まっており、また、同じ時期に韓国政府もまたそれまでの「慰安婦問題もまた日韓基本条約にて解決済み」と言う姿勢を変更して、何らかの形での補償を求める姿勢へと転じている。その意味において、調査結果が正しかったか否かを離れて、その後の調査は、既に大枠が決定していた解決策へ向けての、「つじつま合わせ」と言われても仕方がない部分を有していた。 そしてだからこそ、その結果として出された河野談話は当初から議論の対象となる運命にあった。この談話が議論の対象とならざるを得なかった理由は、これが最終的に出されたタイミングにもあった。河野談話が出されたのは1993年

[hagakuress]

真当。日本軍の戦時性犯罪と軍による売春業者帯同のみでなく、この前後を含む社会状況から、なにも棚上げせず、普く被害に向き合い、公正な検証による加害責任の明瞭化を実現し、同等なる謝罪と補償を達成すべし。

[kinbricksnow]

重要なのは、「慰安婦の動員過程の強制性の有無についてのみ議論すること」「河野談話について議論すること」ではない、日本の「過去のそのもの」について真正面から議論すべき時に来ている”

[gimonfu_usr]

"朝鮮半島からの動員についての強制性については元慰安婦自身の証言以外の決定的な文献史料"を見出せず　"中国や旧オランダ領東インドなど、他地域においては動員過程の強制性が明らかな事例が発見され"〔2014年記事〕

[tatsuh]

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[msuga2000x]

…なので、アジア女性基金なのだけれど。そもそも女性が自らの性を売り物にすることを強制されるような非人道的な状況に置かれていた」なのは日本のせいなのか？

[paravola]

韓国最大の支援団体が、代表的な事例としてアニメーションまで作って世界に紹介しているのが、多くの日本人が想像するようなむき出しの「強制連行」の事例ではない

[YOW]

初めて観たが想像以上によく出来てた「挺身隊対策協議会ら関係者が作った『少女物語』という元慰安婦の生涯を再現したアニメーション」

[frothmouth]

いかがだろうか？

[deep_one]

慰安婦問題の否定派があげるような点は意外と向こうでも既定の事実の一部なのであって、論点はそもそもそんなところには無いのかもしれない、という話。