残酷な延命措置は望ましいのか？看護師による連続殺人事件に見る、日本の医療水準の高さが生んだ“高齢者先進国”の真の姿｜やまもといちろうゼミ｜みんなの介護

とりわけ、医療制度において社会保障費の増大の原因である後期高齢者に対する医療が大変だという話はこの20年ぐらいずっと話し合われてきました。まあ、生きてるんですからそりゃ不調があったら治療してほしいと願うのは当然のことですし、それ自体は問題ないのです。しかしながら、人間誰もが歳をとります。歳はとりたくないと言いつつ、生きていれば自動的に誕生日を迎え、全員平等に一個ずつ歳をとっていきます。ムカつくけど受け入れざるを得ない現実がそこにあります。 一方で、この「高齢化による老衰、機能低下」というのは、果たして病気なのだろうか、治療が必要で、治療すれば元通りに回復するものなのだろうか、という問いは常に残ります。明らかに快復がむつかしい高齢者を無理に生かし続けるような、胃ろうによる延命措置の件数が減少してきたのは、いまでこそ事実です。一方で、今回、看護師が現場で対応している患者は「痰を引かなければ３日

[shidho]

「いわばボーナスステージ」に引っ張られているブコメが複数あるけど、高齢者年金ってひと月5万5千円、差額の1万1千円なんて医療費以外の本人自己負担分であっという間に消えるからな。金づるにすらならない。

[p_shirokuma]

私も医者の一人なので、これは、医療を先導する人達の善意の積み重ねの成果だと思っています。しかし善意を積み重ねさえすれば社会が望ましくなるほど、社会とは単純ではないことを忘れてはならないとも思います。

[taro-r]

社会保障費というが，それを今払ってる人も，そのうち老人になる。施設に預けっぱなしで子供が面倒を見ないのも，その親の教育の賜物，とか思うと，いろんなものがめぐりめぐる。

[ROYGB]

高熱が続く子供を病院につれてかないで家で看病してたらそれは虐待だろうというのと同じで、点滴などの医療行為が必要な高齢者を家でみようというのも無理があるような。それに生活保護を受けたら医療費は無料。

[Ta-nishi]

"高齢者がここまで増えると、もはや高齢者自らが頭の回るうちに「終活」を考えることがマナーになるかもしれません"／実際、安楽死制度導入は検討の価値があるかと。 http://ta-nishi.hatenablog.com/entry/2018/01/05/153152

[tokage3]

高齢者にリソースを割き過ぎてるのが全ての元凶なので、年金廃止で生活保護一本化、安楽死を認める…で大半は解決しそうだけど。まあ無理だよね。

[jerryb]

「状況が悲惨過ぎて」。非情な家族、既得権益で潤う一部、本人の身体状況の低位安定、とここまで条件が揃うのはレアケースかもしれないが、そうでないかもしれない。出口が見えない。

[akulog]

"高齢者を入院させている家族からすれば自宅で面倒をみなくて良いうえに、１ヵ月４万4,400円程度の負担で、また２ヵ月に一度は高齢者年金が支給されるという、いわばボーナスステージになってしまっている現状…"

[eeepc]

国保適用されてしまうインセンティブ設計が間違ってるんだよね。後期高齢者の延命治療は国保適用不可にしないと子が決断したくないから延命治療を選びがち。国保適用不可なら諦めも付く。日本の財政に余裕は無い。

[Mirunayo]

“家族は自宅で面倒をみなくて良いうえ、 ２ヵ月に一度の年金支給というボーナス付き” 金づるとして生かされている場合もある、負担は国民🤔

[jfkintko]

そういう現実はたしかにあるのでしょうね