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乳糖不耐症 - 03. 消化器系の病気 - MSDマニュアル家庭版
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乳糖不耐症 - 03. 消化器系の病気 - MSDマニュアル家庭版
乳児ではラクターゼの量が豊富で、母乳や牛乳の消化を可能にしています。しかし、多くの民族では(黒人... 乳児ではラクターゼの量が豊富で、母乳や牛乳の消化を可能にしています。しかし、多くの民族では(黒人とヒスパニック系では80%、アジア系では90%以上)離乳後にラクターゼの量が減少します。量が減少するということは、これらの民族の年長児や成人は、大量の乳糖を消化できないということです。一方、欧州北西部に起源をもつ白人の80~85%は、生涯にわたってラクターゼが作られるため、成人になっても牛乳や乳製品を消化することができます。このため、米国民の民族構成から、米国では3000万~5000万人が乳糖不耐症であると考えられます。この「不耐症」が実は世界人口の75%以上では正常な状態であることは興味深い点です。 腸管感染症(胃腸炎の概要を参照)などの病気により小腸粘膜に損傷が生じたときに一時的な乳糖不耐症が発生することがあります。これらの病気が回復すれば、再び乳糖が消化できるようになります。 乳糖以外の糖