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無人島にたどり着いた日本人たちがたらふく味わった「牛肉より美味い動物」とは?
19世紀末、16人の日本人が無人島に漂着。彼らは何を食べて生き延びたのか── *写真はイメージです simon... 19世紀末、16人の日本人が無人島に漂着。彼らは何を食べて生き延びたのか── *写真はイメージです simonbradfield - iStockphoto 1899年、漁業調査をしていた日本の帆船が座礁し、16人の乗組員が太平洋の無人島に漂着した。彼らは十分な食糧をもっていなかったが、島にやってくるある生き物のおかげで「贅沢」とも言える食生活をおくったという。作家の椎名誠さんが解説する――。 門外不出の『無人島に生きる十六人』 漂流記にはカテゴリーがいくつかある。江戸時代の千石船の漂流などは、当時の日本の鎖国政策が背後に冷酷に関与していて、遭難漂流の原因は類型化している。 もっとも恐ろしく世界にも例のない漂流は意外なことに日本でおきたもので『流れる海 ドキュメント・生還者』(小出康太郎著、佼成出版社)だろう。これは30年ほど前、モリ突きのダイバーがアクシデントで3日間流されてしまう、とい
2021/09/10 リンク