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富雄丸山古墳の蛇行剣 全長285センチも儀式で立てて使用か 黒漆塗りの柄や鞘ほぼ完全に残存
黒漆塗りの柄(左手前)などが良好に残っていた富雄丸山古墳の蛇行剣=26日、奈良県橿原市の県立橿原... 黒漆塗りの柄(左手前)などが良好に残っていた富雄丸山古墳の蛇行剣=26日、奈良県橿原市の県立橿原考古学研究所(彦野公太朗撮影) 奈良市の富雄丸山古墳(直径109メートル、4世紀後半)から令和4年度に発見された東アジア最大の蛇行(だこう)剣(長さ237センチ)について、クリーニング作業の結果、黒漆塗りの柄(つか)や鞘(さや)がほぼ完全な状態で残っていたことが分かり26日、奈良県立橿原考古学研究所と奈良市教育委員会が発表した。 柄や鞘を合わせた全長は285センチ。鞘の先端には、剣を立てた際に傷つかないよう保護する「石突(いしづき)」も確認された。長大な剣を儀式の際に立てて使った可能性もあり、蛇行剣の謎に迫る成果となった。 当時の状況で残っていた黒漆塗りの柄=26日、奈良県橿原市の県立橿原考古学研究所(彦野公太朗撮影)蛇行剣は刀身が6カ所も屈曲した特異な形状。墳丘の「造り出し」に設けられた埋葬施
2024/03/27 リンク