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「歴史にはさまざまな要因」 思い出す先生の言葉 五百旗頭真さんを悼む アイ・ラブ・ニューヨーク
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「歴史にはさまざまな要因」 思い出す先生の言葉 五百旗頭真さんを悼む アイ・ラブ・ニューヨーク
米首都ワシントンへ出張中の6日、東日本大震災復興構想会議議長や防衛大学校長などを務めた神戸大の五... 米首都ワシントンへ出張中の6日、東日本大震災復興構想会議議長や防衛大学校長などを務めた神戸大の五百旗頭(いおきべ)真名誉教授の訃報に接した。私にとって日本政治外交史の先生で、2002年初め、修士論文の口頭試問を受けた神戸大の教室の情景が目に浮かんだ。 先生は、先の大戦で日本の終戦を決定づけた要因は米国の原爆投下でもソ連の対日参戦でもなく、昭和天皇のご聖断と論じた私の努力をねぎらった後、「歴史は、何か一つの要因で決まるのではなく、さまざまな要因が複雑に作用し合ってできるのでしょうね」と優しい笑顔を向けられた。 大局を見失うことのないようにとの教えで、私は今もニュースの因果関係を考えるとき思い出す。 先生は学生時代、産経新聞出身の作家、司馬遼太郎に会いに自宅を訪ねたという逸話を持ち、新聞記者に親近感を抱いていた。講義中、新聞記者を「(時代を超えた)ライバル」と評したこともある。当事者に直接話を