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政府の「覆面介入」…市場に指摘する声 荒れる円相場、現実は打ち手乏しく
一時1ドル=160円台を付けたあと154円台まで急上昇した円相場を示すモニター=29日午後、東京... 一時1ドル=160円台を付けたあと154円台まで急上昇した円相場を示すモニター=29日午後、東京・東新橋 29日の外国為替市場は1ドル=160円台まで円安に振れた後、対ドルで6円近い急速な円高に転じるなど、円相場は乱高下する荒れた展開となった。円相場が急落する中、政府・日本銀行が為替介入を実施したかどうかを公表しない「覆面介入」に踏み切った可能性もある。ただ、円安の背景には、高金利で運用に有利なドルを買い、円を売る日米金利差の問題があり、打てる手は乏しいのが現実だ。 日本時間の29日に160円台を付けた後の急速な円高進行について、野村総合研究所の木内登英エグゼクティブ・エコノミストは「為替介入が疑われる状況だ」と話す。政府が為替介入の有無を明らかにしていない中で、断定することはできないが、可能性は比較的高いと指摘する。 ただ、為替介入を行っていたとしても時間稼ぎにしかならないというのが一般
2024/04/30 リンク