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太陽光パネルの放置防げ 10年後に大量廃棄時期到来 技術確立へ対策急ぐ
急斜面に設置された太陽光パネル。国は大量廃棄時期を迎える前の技術確立を目指している=平成30年7... 急斜面に設置された太陽光パネル。国は大量廃棄時期を迎える前の技術確立を目指している=平成30年7月、静岡県伊東市 全国に設置された太陽光パネルが2030年代(令和12~21年)中盤に大量廃棄の時期を迎える見通しとなり、国が対策を急いでいる。中国製の安価な輸入パネルはヒ素など有害物質が含まれる恐れがあり安全な処理が必要だが、費用がかさめば適切に廃棄されず放置や投棄が増えかねない。 太陽光パネルが全国で一斉に広がったのは平成24年からだ。この年、政府が再生可能エネルギーの普及を目指し、発電した電気の全量を電力会社に買い取らせる固定価格買取制度(FIT)を導入したのを契機に、参入する事業者が続出した。 ただ、買い取り期間は10キロワット以上の設備で20年間。令和14年には初期に参入した事業者の買い取りが終了し、売電価格が大幅に下落する見通し。パネルの寿命は20~30年で、およそ10年後には大量廃
2024/05/03 リンク