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対中国ドローンの態勢見直しへ スクランブル続けば防空力疲弊の恐れ(1/2ページ)
中国側が飛ばしたとみられる小型無人機「ドローン」=18日午前、沖縄・尖閣諸島周辺海域(海上保安庁... 中国側が飛ばしたとみられる小型無人機「ドローン」=18日午前、沖縄・尖閣諸島周辺海域(海上保安庁提供) 尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で中国海警局の船の上空を小型無人機ドローンが飛行し、領空侵犯した問題を受け、日本政府は航空自衛隊戦闘機による緊急発進(スクランブル)を行い、主権侵害を認めない姿勢を明確にした。ただ、ドローンに対して戦闘機がスクランブルする対処を続ければ、自衛隊の防空力の疲弊を招く恐れもある。かえって中国の思うつぼになりかねず、政府は対応の見直しを迫られそうだ。 「われわれは規則に従い、しっかりと対応する。だが正直、あの程度のドローンに毎回、緊急発進すべきかは疑問だ」 ドローンの領空侵犯から一夜明けた19日、空自幹部はこう打ち明けた。同日に開かれた自民党の領土特命委員会でも、ドローンにF15を向かわせた対応に疑問の声が上がった。 無人機への緊急発進は、今回が初めてではない。平成
2017/05/19 リンク