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【主張】香港で周氏ら実刑 日本政府は釈放を求めよ
香港の裁判所が、昨年6月に違法な集会を扇動したとして有罪の判断を下していた民主活動家の周庭、黄之... 香港の裁判所が、昨年6月に違法な集会を扇動したとして有罪の判断を下していた民主活動家の周庭、黄之鋒、林朗彦の3氏に対して実刑判決を言い渡した。 この裁判は香港の自由と民主を損なう弾圧だ。判決は不当で認められるものではない。香港当局は3氏を釈放し、自由を保障すべきである。 世界が、3氏を含む香港の民主を求める人々の身を案じていることを強調しておきたい。周氏は今年8月、香港国家安全維持法違反容疑でも逮捕されている。 香港での弾圧は習近平政権の方針に基づく。香港の民主の芽を摘もうと国家安全法を施行し、北京の出先機関である「香港連絡弁公室」や「国家安全維持公署」は強権政治を広げようと動いている。国際公約である「一国二制度」や「港人治港(香港市民による香港統治)」は有名無実化しており、強い懸念を覚える。 3氏は、「逃亡犯条例」に反対し、警察本部を包囲するデモを扇動したとして昨年8~9月に逮捕され、起
2020/12/03 リンク