大震災のあとに、人生について語るということ – 橘玲 公式BLOG

東日本大震災から3週間が過ぎ、福島第1原発事故は予断を許さない状況ながら、街はすこしずつ平静を取り戻してきたように思えます。その一方で、いまだ多くの被災者の方が避難場所で不自由な生活を強いられており、その方々が1日も早く平穏な日常を取り戻せるよう祈るばかりです。 今回の震災とそれにつづく原発事故は、私にとっても衝撃的な出来事でした。 私はこれまで、自由とは選択肢の数のことだと、繰り返し書いてきました。なんらかの予期せぬ不幸に見舞われたとき、選択肢のないひとほど苦境に陥ることになる。立ち直れないほどの痛手を被るのは、他に生きる術を持たないからだ、というように。 私はこのことを知識としては理解していましたが、しかし自分の言葉が、想像を絶するような惨状とともに、現実の出来事として、目の前に立ち現われるなどとは考えたこともありませんでした。 津波に巻き込まれたのは、海辺の町や村で、一所懸命に生きて

[Guro]

たくさん考える人ほど大災害でたくさん惑う。という傾向はあったりしないだろうか。と言ってみる。

[dhalmel]

「避難所で不自由な生活を余儀なくされているひとたちは、「選択肢なし」の名札をつけ、匿名のままグループ分けされているだけだった」どんな選択をもってしても人生を生きること自体がハイリスク、鴨。それでも。

[toomuchpopcorn]

自分用メモ→「日本の年金制度は将来的に破綻するに決まっているから、払い損だし、国を頼らずに自分で資産を形成しなければいけない」vs.「たくさんの人が災害に遭ったり、今も避難所で暮らしているという現実」

[sidfph22]

橘玲氏の自由の定義は「選択肢の数」に同意。形成された実用的なキャリアが無ければ転職や独立さえままならなく、一生、会社からの隷属からは放たれない。

[SasakiTakahiro]

論争からはすこし距離を置いて、この大災害が私たち一人ひとりの人生に与える意味について考えてみたい。

[ttake]

柔軟に自分の考えを変えられるのはよいこと

[shiba-710]

筋金入りのリバタリアンだった橘玲さんの”転向”。興味深い。／「私がこれまで書いてきたことは、この圧倒的な現実の前ではたんなる絵空事でしかありませんでした」

[kkbt2]

「今まで日本人は国が無くなる住めなくなると考えた人はいないのではないか」

[wbfcg593]

橘玲 日本経済 震災

[maturi]

今までのネタっぽいコラム、本気（マジ）だったのか…

[takahashim]

ちょっと意外だったけど、いい記事だと思った

[guldeen]

年配者にとっての『社会的転換』は、例えば太平洋戦争での敗戦。近年の例だと、オウムのサリン事件や阪神大震災。そして今回の、東北大震災＆津波。天変地異や戦争は、生きる意味を問い直させる。