80年代ポップスにおけるソウルミュージックの影響：ポップとソウルの間を自在に往来した者たち

テクノロジーの発展が音楽から魂 (ソウル) を奪ったというのが1980年代のポップ・ミュージックに関する通説となっている。しかしながら実際には真逆だった。シンセサイザーやドラム・マシンが使用されてはいたものの、1980年代ポップのサウンドは十分にソウルフルだった。元々、ポップやロックのアーティストの多くはそもそも、ソウル・ミュージックからインスピレーションを受けてそのスタイルとキャリアを形成していた。 一方でまた、ジャンルを越えて、ニュー・ウェイヴや1980年代ポップのテイストを取り入れたR&Bのミュージシャンも決して少なくなかった。そして当時の大物たちの中にも、ポップとソウルの境界を自在に往来し、一定のジャンルに収まることのないサウンドを奏でていたアーティストがいた。 ＜関連記事＞ ・モータウン・レコードがキング牧師の名演説をレコード化した経緯 ・女性たちの社会進出を後押したモータウンと

[satoshique]

ここには挙げられていないけど、Daryl Hall&John OatesやBlow MonkeysやSimple Mindsなどもソウルの影響は明らかだった。なんならWham!も。彼らを通じてソウルを知った。

[stonedlove]

ソウル・ボーイやノーザン・ソウル、ブリット・ファンクの文脈について触れられたテキストは珍しい。ありがたい。

[hkstd_rock]

スティーリー・ダンとかガキの頃は良さがちっとも分からなかったけど今はわかる。こんなに色々聞けて今は良い時代になったなぁ。その頃の音楽通にテープでオムニバス風にダビングしてもらってたのを思い出したわ。

[neet_modi_ki]

やっぱ80年代のブルーアイドソウルといえば、スタイルカウンシルだなあ。

[Shin-Fedor]

ポール・ウェラーはスタカン以前のジャムの時点でタウンコールドマリスみたいなモータウンリスペクトのヒット曲出してたし、地続きだよね。パンクと一口に言ってもクラッシュはジャマイカ色が強かったりルーツは色々

[songsfordrella]

記事で言及されてないアーティストで自分が思いつくのはスクリッティ・ポリッティ。「Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin)」が好きで、今もときどき聴き返す。

[WildWideWeb]

このノリでリズムボックス(notマシン)についても書いてくれないかな。TR-808より前のCR-78という存在の大きさに気づいて、ようやく2年前のフランス映画に辿り着いたところ。Hall&OatesもRoxy MusicもBlondieもイントロで使ってた。

[georgew]

良記事。80年代洋楽シーンはとても豊穣だったと思い出に浸る。

[quick_past]

未だにちょくちょく聞き返してるINXSも、ファンクやソウルとダンス、ロックを融合させていた。80年代という時代。

[kjin]

“80年代ポップスにおけるソウルミュージックの影響”

[el-bronco]

バンドではなく音楽ジャンルを大河的に捉えていて、すごく面白かった。こういうモノ読みたい。80年代のヒット曲の多くは、モータウンスタイルをシンセで焼き直した感じだった。

[hkanemat]

うっひゃー、ニューロマンティック、懐かしい！！

[pilpilpil]

記事で紹介される曲はほぼレコード持っているけど、こうして解説してくれると聴きたくなって眠れなくなる。ラテン風味のmodern romanceはジョン・デュ・プレ加入前も良き。