エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
『無理ゲー社会』橘玲著【BOOKレビュー 武器になる本、筋肉になる本|千野帽子】 | UOMO
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
『無理ゲー社会』橘玲著【BOOKレビュー 武器になる本、筋肉になる本|千野帽子】 | UOMO
〈人生のあらゆる場面に遺伝の影が延びているから、自由意志に制約があることは間違いないとしても、だ... 〈人生のあらゆる場面に遺伝の影が延びているから、自由意志に制約があることは間違いないとしても、だからといって生まれ落ちた瞬間にすべてが決まっているわけではなく、自分の手で運命を(ある程度)切り開いていくことができるはずだ〉 ここだけ引用するとものすごく当たり前のことに読めてしまう。けれどこの言葉は、諸調査の幅広いデータとともに、著者によってひとつのパースペクティヴのもとに置かれた瞬間、違った意味を持つことになる。 本書ではいくつもの〈不都合な事実〉が紹介されている。そのなかでもとりわけ大きなインパクトを与えるのは、人間の能力・資質における遺伝の力だ。これは著者・橘玲の『言ってはいけない』二部作(新潮新書)を読んだ人なら想像がつくところだろう。 本書はマイケル・サンデルの『実力も運のうち』(早川書房)以上に辛口だ。人類は先進国を中心に〈自分らしく生きられる〉世界をめざしてきたが、その過程で起