さよならハッピー・ワーカー

「どーですか最近」と、コンサルタントをやっている知人に聞いてみたら、意外なことに「この不況でさすがに価格交渉は厳しくなったけど、依頼は逆に増えてきているかも」などという答えが返ってきた。「まあ、それだけ危機感が強まっているということかなぁ」と。 考えてみれば、私たちはこのところずーっと、危機感を抱きっぱなしである。バブル経済の崩壊でえらいことになって、ちっとも回復できないまま日本は長期にわたる不況期に突入し、後に「失われた10年」とか「いや20年」とか呼ばれることになった。「このままではマジヤバイかも」と多くの企業が危機感のボルテージを上げ、新興国の目覚しい躍進ぶりを目の当たりにしてそれが一層高まり、世界不況の到来でとうとう沸点に達したということか。 「大変だぁ」ということで、多くの企業が現状を打破すべく「改革」をぶち上げた。節目では大規模なリストラを断行し、継続的に優良とされる企業を手本

[deep_one]

昇進とかしてもしょうがないし…という若者の態度は、現代アメリカ的経営に対する正常な適応である…らしい。／これから不況だからアメリカでも同じ事が。

[suikyo]

示唆に富みまくる良記事。別方向からの反論はあるだろうが、否定しきれない気がする。

[yachimon]

"「フライテンド・ワーカー（おびえる労働者）」モデル""満足度ではなく、減給や降格、失職などへの恐怖が従業員に規律とパフォーマンスを保たせるのだとの考えである。 "

[TakamoriTarou]

日本だと割とハッピーワーカーも「無報酬の改善活動で会社がよくなり雇用が安定する」というハッピーカンパニーと言えそうなものだった気が。それでも今、フライテンドワーカーモデルで見かけ上は同じだが中身は…

[dgwingtong]

さよならハッピー・ワーカー - 産業動向 - Tech-On！

[mickn]

さよならハッピー・ワーカー - 産業動向 - Tech-On！

[SyncHack]

「おびえる労働者」からイノベーションは産まれないなとはオモタ。環境変化の順応か。各々がパフォーマンスの出る方法であるならおびえる労働者も悪くないがそうではなさそうだ。

[asakura-t]

これはいい記事。

[tanakamak]

happy worker modelからfrightened worker modelへの移行。で「日本の高校生は米中韓の高校生よりも出世意欲が低く、ダントツの最下位」