葉石かおりさんの日本酒本パクリ炎上騒動は単純な著作権問題とは少し違う｜知的財産・IT・人工知能・ベンチャービジネスの法律相談なら【STORIA法律事務所】

「うまい日本酒の選び方」という書籍の著者である葉石かおり氏が、「著書をパクられた」とTwitterとブログで激怒されています。 先ほど尾瀬先生の本が混入していたので改めて。拙著『うまい日本酒の選び方』のパクリ本はこちらです。 pic.twitter.com/CmStBfKexz — 葉石かおり (@jiji_kuso) 2015, 10月 27 葉石氏の「うまい日本酒の選び方」とは、アマゾンの書籍紹介によると以下の内容のようです。なかなか魅力的です。 写真も豊富に掲載されているようですね。 （前略） 「日本酒って、よくわからない」 そんな日本酒ビギナーにもってこいの一冊。難しいかつ複雑だとされる日本酒の造り方を、全撮り下ろしで精米から搾りまでを網羅。 「わかりにくい」とされる生もと、山廃も一目でわかるようイラストで紹介するなど、まさに“日本酒の教科書”と言える一冊です。 また著者独自の視点

[urbansea]

倫理的にアウトとしている部分も法的にアウト。根本的に出版権の侵害。出版権は著作者が付与するものであって、出版社が勝手にもつものではない。著作権の議論はまず著作権が財産権であることに立たないと意味がない

[jaguarsan]

というかただの海賊版だよね。出版社が同じだっただけで。

[Louis]

「出版業界の友人に聞くと、出版業界では出版契約書を作成することはほとんどないようです」えっ

[anqmb]

書協のひな形に照らせば当然法的問題にもなるやり口であるとの解説。回収問題が収集する前も葉石氏が契約の中身に触れなかったので、普通そこは気になるんじゃないの？と疑問に思っていたところ。参考になる。

[QJV97FCr]

第16条に「二次的に利用される場合、甲はその利用に関する処理を乙に委任し、乙は具体的条件について甲と協議のうえ決定する」とある。後追いで了承もらえばいいと見切って突っ走っちゃった感じなのかな。

[chibama]

“出版業界の友人に聞くと、出版業界では出版契約書を作成することはほとんどないようです”←えええええ！ んなわけない