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ガイア教の天使クジラ その2 神は細部に宿り給う
(ガイア教の天使クジラ その1の続き) 21世紀の現在では想像するのも難しいが、概ね19世まではキリ... (ガイア教の天使クジラ その1の続き) 21世紀の現在では想像するのも難しいが、概ね19世まではキリスト教の真理と人種差別はまったく自明のものであった。全知全能の神をトップに戴く一次元的な階層構造があった。 そういうものを書き表すのにおあつらえ向きな不等号厨メソッドを使うとこうである。 古い存在の大いなる連鎖(各階層の差を作り保証しているのは神) 全知全能の父なる神>>>(全知全能の壁)>>>天使>(できるだけ低いと思いたい壁)>白人>(越えさせたくない壁)>黄色人種>黒人≧(あまり高くないと思いたい壁)≧霊長類>鳥獣>魚>地を這うもの>草木>無生物>塵芥 進化論を筆頭とする科学の進歩によって、この美しく居心地の良いヒエラルキーを維持するのはだんだん難しくなっていった。もはや人間は動物とは違って神によって特別に創造されたと信じることは難しくなってきた。この“危機”に際しての対応は大き
2008/01/24 リンク