「弟を殺した彼と、僕」の原田さん講演

１，事件の概要 愛知県から来ました原田と申します。広島を訪れるのは四回目です。皆様とお会いできたことを本当にうれしく思っています。 僕の弟が殺された事件は二十年前のことですから、ご記憶は薄いかと思いますので、まず事件の概要をかいつまんでお話ししたいと思います。 事件があったのは１９８３年の１月２４日のことです。僕は四人兄弟の長男なんですが、運送会社で働いていた一番末っ子の弟が、愛知県から大阪のほうへ出かける仕事をもらいまして、２３日の夜遅くに出かけたんです。ところが、２４日の早朝に交通事故でなくなったという連絡が入りました。 そういうことで、弟は交通事故で死んだんだと信じていたわけなんですけど、それから一年三ヵ月たった１９８４年５月、実は保険金殺人だったということがわかり、三人が逮捕されました。主犯は弟が勤めていた運送会社の社長であるＨ君でした。彼は僕よりも三つ年下ですから、その時には三十

[ch1248]

弟を殺された人による文章。

[eureka555]

「修復的司法」勉強になった。

[buhikun]

『２０００年に世界死刑廃止会議というのがフランスであって、僕も参加したんです。…帰ってきてから無言電話が一日に四十回ぐらいありました。』orz/「被害者像論」については、別に書く。

[KYOSYO]

←タグは堪忍。/2章で語られる体験を踏まえて表された3章の問題提起が心に突き刺さる。死刑場が公開された今こそ全員必読。

[omega314]

「被害者感情」を声高に強調する人こそ、被害者の声に耳を傾けず、被害者の発言する機会を奪っている。 / 死ぬことは「償い」となるのか。被害者遺族のケアはちゃんと行われているのか。考えるべきことはたくさんある

[mm-nakamuraya]

重い、重すぎる・・・

[zaikabou]

2.の途中くらいまでの話が壮絶すぎて…

[REV]

じゃあ、死刑廃止すると、「全ての」被害者遺族が救われるかというと。/「Ｈ君のお姉さんは事件が発覚してまもなく自殺しているんです。そして９４年には、Ｈ君の息子さんも二十歳で自殺しています。」

[dosequis]

>「死刑は当たり前なんだ。なくちゃいけない」と言う人たちは、誰一人として下にいる我々に手を差し伸べてくれない。

[sharou]

"「悪い被害者」というのは、表に出て、声を出し、国に文句を言い、自分の主張していく人です" 関連→http://www.yhlee.org/diary/?date=20050127#p01

[umeten]

＞仏壇に手を合わせ、冥福を祈り、黙って悲しみに耐えていく犯罪被害者が「良い被害者」なんです。「悪い被害者」というのは、表に出て、声を出し、国に文句を言い、自分の主張していく人です。

[rAdio]

当事者論として。

[Masao_hate]

”「死刑は当たり前なんだ。なくちゃいけない」と言う人たちは、誰一人として我々に手を差し伸べようとする感覚さえない。加害者を死刑にして、これで終わったと思っている。我々はがけの下に放り出されたまま”

[welchman]

"我々、残された被害者遺族は加害者が死刑になって気持ちが本当にすっきりするのかというと、そうじゃないんです。" /例え殺しても気が済まないのだろうか。遺族に配慮して極刑にする意味って本当にあるんだろうか。

[spectre_55]

弟を殺された方の話。当事者しか語りえないことが沢山出てくる

[njamota]

復仇感情のいろいろ．当事者にしかわからない気持ち．

[microtesto]

死刑制度、修復的司法について。