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(報われぬ国)ワンマン理事長「暴走」 報酬・土地転売:朝日新聞デジタル
「土地転がしのように転売されるとは」。この土地を持っていた園部とおるさん(67)は唇をかむ。 2... 「土地転がしのように転売されるとは」。この土地を持っていた園部とおるさん(67)は唇をかむ。 2011年5月、川崎市にある特別養護老人ホーム「緑陽苑」にいた母親が亡くなった。この土地には母が住んでいた家があり、生前に「施設に使ってもらおう」と話していた。 遺志を受け継ぎ、特養を運営する社会福祉法人「ひまわりの会」(川崎市)に寄付を申し入れ、12月には理事長も交えて使い道を打ち合わせた。「職員寮やデイサービスなどの拠点として使う」。こう書かれた理事長名の文書も届いた。■寄付の土地転売 ところが、所有権を移し終え、昨年8月に見に行くと、庭木が伐採され、家もかぎなどが壊されていた。その1カ月後、土地は横浜市の不動産業者に売られ、それから2カ月後には別の業者に転売された。 「決算が良くないので、昨年の年明けから売却で動き始めた。理事長が決めたと聞いた」。ひまわりの会の元職員らは打ち明ける。 「土地
2014/05/26 リンク