アメリカを訪れている自民党の麻生副総裁は、日本時間の24日朝、トランプ前大統領と会談しました。秋の大統領選挙でトランプ氏が政権を奪還する可能性も念頭に幅広く関係を構築するねらいがあるものとみられます。 自民党の麻生副総裁は日本時間の24日朝、ニューヨーク・マンハッタンの中心部にある「トランプタワー」を訪れました。 ビルの入り口で、トランプ前大統領が麻生氏を出迎え、両氏は笑顔で握手を交わしました。 このあと両氏はおよそ1時間、会談し、安全保障や経済の分野をはじめとする日米関係や、国際情勢などについて意見を交わしました。 麻生氏がアメリカを訪れるのはことし1月以来で、この時はトランプ氏との会談を模索したものの実現しませんでした。 麻生氏としては、秋に大統領選挙を控える中、野党・共和党の候補者に指名されることが固まっているトランプ氏が政権を奪還する可能性も念頭に、幅広く関係を構築するねらいがある