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原発即時ゼロで失われるもの―電力、外交カード、そして:朝日新聞デジタル
“人々が原発のことを話すとき、原発賛成派は自らの立場からさまざまな根拠に基づいて自らの主張をし、反... “人々が原発のことを話すとき、原発賛成派は自らの立場からさまざまな根拠に基づいて自らの主張をし、反対派もまた自らの立場からいろいろな理由をあげてそれに反対し、ともに相手のいうことに耳を貸さない。これではこれからどうするか議論ができない。” 要するに「バカの壁」状態で、議論どころかコミュニケーションさえ成立していない。これは何も原発のことだけではない。憲法改正にしても、消費税増税にしても、ほかの大きな問題にしても同じだろう。 もとより人はそれぞれの意見を持ち、程度の差こそあれ、他の人と違っている。だが、議論もコミュニケーションもできない状態になるのは二つの要素がある。 1. これまでの経緯を無視して先のことだけ考える 2. 全体を見ないで、部分だけを見る 1の場合は、現実を見ない、知らないという要素が加わることが多い。2の場合は、自分の考え、あるいは利害に固執するということにつながりがちだ。
2015/07/20 リンク