米軍マネー、基礎研究の名目だが 学術界に９億円：朝日新聞デジタル

日本の大学などの研究者に、米軍から少なくとも９年間で８億円を超える研究助成が行われていた。対象は基礎研究に限られ、成果を公開してよい「平和の顔」をした研究費だが、その目的は何か。世界での軍事的優位を維持したい米軍の戦略に照らすと、軍事応用が透けて見える。 人工知能学会長も務めた京都大の西田豊明教授は約３年前、１通のメールを受け取った。送り主は米空軍アジア宇宙航空研究開発事務所（ＡＯＡＲＤ、東京・六本木）。米空軍の研究助成の拠点だ。助成への応募を誘う内容だった。 助成対象は、ロボットと人間が意思疎通を図る技術の研究。「研究内容が縛られないか」と心配したが、研究対象は自由で成果も公開することが前提と聞き、「軍事研究には当たらないと判断した」と話す。 所属する大学の研究科の承諾をもらい、２０１４年５月から１６年５月までに計約１千万円を受け取った。成果は国際会議で発表し、論文を執筆。報告書を空軍に

[ustar]

人工知能学会の会長も勤めて東大でも京大でも研究してた西田さんをして予算に不自由する日本の研究状況の方がびっくり

[SigProcRandWalk]

例えば「完全公開」と「管理上の不干渉」が担保されてるとして、研究者自身が「主目的が非軍事（もちろん応用はできるかもしれない）」と認識してるとすると何が問題になるかな、と自問してしまう。

[tokage3]

国が研究予算削りまくる衰退国家に投資していただけるとは、米軍ありがてー。文句言ってるじーさんは落ちぶれた反戦貴族か。

[Cru]

反戦イデオロギーが背景になければ書けないし共感もされないだろう安直な記事。もっと真面目に反戦しようよ。その前に日本の研究事情の貧困について報道してよ

[ObamaKU]

OMG

[ryokusai]

「もう一つの理由は米軍側から「難しく意欲的な課題に挑戦してほしい」と言われたこと。」我が国も口では似たことを言ふかもしれんが実際は「対象は成果が見通せる研究が多く、使い道に縛りが多い」からな。

[ROYGB]

自衛隊は軍隊ではない理論を使えば、もっと直接的な研究も軍事研究ではないと言うこともできたりするかも。

[mikawa_1964]

紙面で読んだ。この見出しはどうかなあ。記事内には「米軍が基礎研究に力を入れるのは…応用範囲がはるかに広いから」とある。例示されている実績は「基礎物理学の成果がコンピューターやレーザー、GPS」。