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子規の短歌①妻子らとむつみかたらふ夢さめて砧うつ音旅にしありけり
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子規の短歌①妻子らとむつみかたらふ夢さめて砧うつ音旅にしありけり
子規の短歌を初めて取り上げます。明治32(1899)年7月2日の子規庵での歌会で出された歌です。... 子規の短歌を初めて取り上げます。明治32(1899)年7月2日の子規庵での歌会で出された歌です。出席者は子規のほか、河東碧梧桐、香取秀真(ほつま、鋳金工芸作家としても著名)ら7人でした。 有名な作品を取り上げようか迷いながら「竹乃里歌」と歌会稿を収めた全集の六巻をパラパラとめくって夏の歌をあれこれ見ていたら目に止まったのがこの一首です。 子規のあこがれ子規が妻や子供と語らう夢を見ていたのか。一読して切なくなってしまいました。しかも夢が覚めたら砧(きぬた)を打つ音がしていたなんて。砧は洗濯物のシワを伸ばす道具です。今で言えば奥さんがアイロンをかけているという感じですね。目覚めて夢だったと気づいたとき、砧を打っているのが嫁さんだったら…。ああ切なすぎる。 人とのつながりを求め続け、話すことが大好きだった子規。もしもこの夢が実現していたらきっと賑やかな家庭を築いたでしょう。しつけにもやかましく…