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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その22(叔父に執着していた先生の醜さ)
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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その22(叔父に執着していた先生の醜さ)
これはもう本当に感想だけになりそうですが、「執着」ということがこの話の根に繋がるところがあるよう... これはもう本当に感想だけになりそうですが、「執着」ということがこの話の根に繋がるところがあるように思います。先生はものすごく執着しているし、こだわりがある。過去のことであり、叔父との関係のことが常に先生の念頭にあるんですが、その執着という流れは物事の経緯をすっ飛ばすだけの力があるなと思いますし、ある意味物事の流れであり経緯というのと同列に並んでいる、いやもしかしたらそれ以上かもしれない、執着していることさえあればもはや経緯なんてことはどうでもいいものかもしれない。 先生はこうして過去に執着しているわけですが、でもこの執着っていわば先生を守っているところもあるなと感じます。つまりはその過去によってあくまでも悪いのは叔父だ、自分を騙したのは、そして財産を掠め取っていったのは叔父だという言い分が成り立つわけです。叔父は悪い、悪いのは叔父だと。恐らくどのように言っても、切り取っても悪いのは叔父であ