インフレ国家とデフレ国家

先日とあるスーパーで鯵（あじ）を見かけた。知っている鯵よりも二回りくらい小さく、その分安いわけだが、しかし鯵ってこんな小さい魚だっけ？？ と思ったものだった。大人になったから当時大きかったものが小さく見える……というのとは全くちがう、それにしては小さくなりすぎていないか？ という印象を受けた。 そこで思ったのは、日本海で鯵が取れたとしても日本で魚を売ったとしても大した金にならないから、それなら中国に売って少しでも利益を得ようという流れがあったとすれば人間的だなというもので。100円の鯵程度ならどっちでも大した差はないが、これが200円、300円、500円で売れるような鯵であれば、それなら中国に持って行って売った方が妥当だというのはあるわけだ。日本で500円の立派な鯵なんてもってきたところで誰が買うか、それどころか誰も買わないまま時間だけ過ぎて250円の半額になるかもしれない。それだったら、