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ブックマーク / www.hanmoto.com (17)

  • 変愛小説集 日本作家編 岸本 佐知子(編集) - 講談社

    紹介 今最も注目される翻訳家、岸佐知子氏が「変な愛」を描いた小説ばかりを集め訳した英米文学アンソロジー『変愛小説集』『変愛小説集2』は新聞各紙、多数の雑誌で大絶賛され、翻訳アンソロジーとしては異例の人気シリーズとなりました。 そしてついに、その『変愛小説集』待望の日版が登場いたします。 「変愛は純愛。そういう目であらためて見まわしてみると、海外の作品のみならず、日の作品にも、すばらしい変愛小説がたくさんあることに気がつき」、「ここ日こそが世界のヘンアイの首都であると思え」たという岸氏が選んだ、現代の12人の恋愛小説の名手による、変てこだったりグロテスクだったり極端だったりする、究極に純度の高い愛のアンソロジー。 形見 川上弘美 韋駄天どこまでも 多和田葉子 藁の夫 谷有希子 トリプル 村田沙耶香 ほくろ毛 吉田知子 逆毛のトメ 深堀 骨 天使たちの野合 木下古栗 カウンターイル

    変愛小説集 日本作家編 岸本 佐知子(編集) - 講談社
    f-nyoro
    f-nyoro 2014/07/25
  • 「化粧」を「文化」として見てみると (tachikawa-bunken) | 版元ドットコム

    こんにちは。ポーラ文化研究所の立川です。 突然ですが、みなさん朝起きたら顔、洗いますか? もちろん私も洗います。顔を洗って、歯を磨いて、化粧をして、ヘアスタイルを整えて…と忙しい朝も決まったステップをこなし、仕事を終えて帰宅したらしたで、化粧を落として、顔を洗って、化粧水などなどと続きます。こうして日常に組み込まれ、習慣化している洗顔、スキンケア、メークといった化粧、歯を磨くことや髪を洗い整えることにも歴史有りということって、意外と意識されていないものです。ポーラ文化研究所は1976年の設立以来、こうした日常のひとこまである化粧、よそおいを文化として捉え、調査し、そこにある意味を研究し、出版物や展示活動などで発表しつづけている機関です。 そんな長年の研究成果から、ざっくりと日の化粧の歴史をご紹介すると、 化粧のはじまりは古代、3世紀の終わり、中国歴史書、通称『魏志倭人伝』に、顔や身体に

  • 「あの日」のわたしたちにとっての「いま」 (d3skan-kise) | 版元ドットコム

    3.11--東日大震災からまもなく一年を迎えます。 小社では、震災から3カ月後に刊行した『TSUNAMI3・11 東日大震災記録写真集』と、同じく半年後に刊行の『TSUNAMI3・11 PART2』に続く『TSUNAMI3・11 PART3』を作成中です。 ほぼ一年を経た被災地を取材するカメラマンに、被災直後の写真と同じアングルで現在の状況を写し取ってほしいと依頼しています。 この難題にトライしてくれているカメラマンの一人、川井聡さんの取材に同行して、2月下旬に釜石から八戸を巡ってきました。 出かける直前の全国紙は、瓦礫処理(撤去した瓦礫を分別して再利用したり焼却処分すること)が全体の5%にとどまっているというニュースを、復興スピードが遅いとの論調で報じていました。 しかし、現地で会った人たちは、一様に「瓦礫処理と復興はあまり関係がない。たしかに瓦礫の山を見るのは気持ちのいいものではな

  • 出版社のべからず4ヵ条? (sugakushobo) | 版元ドットコム

    出版社には、それぞれ社の特色、出版理念というものがあると思います。 一方、それとは別に、出版社としての“べからず”というものもあることでしょう。 以前、大手書店の店長経験者のかたから教えを受けた四箇条を紹介します。出版界の長い経験に基づいていると思いますので、的外れではないでしょう。いや間違っている、それ以外にもある、もっと大事なことがある、などなど多くのことがあるかもしれません。ご意見をください。多くのかたの参考になることは多いと思います。 さて、4箇条とは ・一発企画を狙うべからず ・印刷部数を多くすべからず(重版は小まめに) ・異分野に手をだすべからず ・依頼原稿を引き受けるべからず それぞれについて改めての説明は不要でしょう。 数学書房に引き寄せて考えてみると、最初の3つは、あまり縁がないですね。数学書で、一発大逆転企画というのはそもそもありえないでしょうし、印刷部数を多くするなど

  • 新刊委託をやめてみよう (スタイルノート 池田茂樹) | 版元ドットコム

    新しいの見が印刷所からできあがってきます。その頃には意識はとっくに次のに向かっているのだけど、ひとときだけ「おお、やっとできてきたか」とまるで新たな我が子を見るような気分になります。その我が子は、そこから出版流通の大海へと航海に出て行くのです。 日販やトーハンといった取次と直接取引をしている版元の多くが、まずは新刊委託を頼みに見を持って取次各社へ向かうでしょう。窓口の人に気を遣いつつ、の紹介や特長を語ったりして好印象を持ってもらうべくがんばるのが一般的です。 ウチもができると取次回りをして委託をとってもらっていました。新刊委託で扱ってくれる数は、ご多分に漏れず減少傾向にあって、2000部作って、日販やトーハン各500冊という頃もあったけどだんだん300冊程度に減っていきました。もっとも、ウチで二番目によく売れている『金賞よりも大切なこと』は日販で1000部とってくれましたし、

  • Google問題とか電子書籍とかフランスじゃどうなの?という話 (HitoshiYamada) | 版元ドットコム

    今回は日でも話題のGoogle問題や電子書籍がフランスではどんなことになっているかということについて書こうと思う。 話を始める前にまずフランスってどんな国なのってお話から。 フランスといえばやっぱり芸術・文化の国というイメージあるいはワインやチーズといったグルメの国…、おそらくどちらももっとも一般的なフランスのイメージではないかと思う。しかしその一方で、科学・工業技術は世界屈指のものを持っており、いわば技術大国でもある。一番イメージしやすいのはイギリスとの共同開発のコンコルドではないだろうか。また例えば鉄道(高速鉄道、すなわち新幹線)技術。この分野では日と世界の市場を分け合っている。また原子力、ロケット技術といった分野でも世界有数の技術力を誇っている。 そんなフランスは、通信技術の面でも先進国家である。例えば1980年代には、ミニテルと称する通信端末を各家庭に電話帳にかわり通信端末を配

  • 出版とウィキペディア──新たな関係と業界独自の課題  (kyuzansha) | 版元ドットコム

    Yahoo!検索結果に書影表示 Yahoo!の検索ではウィキペディア日語版(以下、ウィキペディア)の記事が上位にヒットすることはよく知られているが、最近、画像が含まれているウィキペディアの記事では、検索結果に記事中の画像がひとつだけ表示されるようになっている。出版に関する記事についても例外ではなく、画像が含まれている記事ならば、同じような結果が得られる。例えば、戦前の雑誌「労農」を検索すると、その表紙の画像が表示される。この画像は、ウィキペディアの姉妹サイトであるウィキメディア・コモンズという全世界的なフリー画像ファイル等の受け入れサイトに撮影者自身が「クリエイティブ・コモンズ表示-継承 3.0 非移植」とのライセンスを付けてアップロードされている。 しかし、このように書影がウィキペディア日語版の記事内に掲載されることはごく稀である。 これは、ウィキペディアの執筆や編集に関わるボランテ

  • 今更のようにビートルズに学ぶこと (rs-shuppan-kako) | 版元ドットコム

    はじめまして。年8月からアールズ出版に入社した加子と申します。 以前、勤務していた版元とはあらゆる点で異なる職場ですが、主力商品の一つが芸能だという共通点があり、自分自身の興味も自然とそうした方面のニュースに向かいがちな毎日です。 芸能面から2009年を振り返ると、清志郎さん・ジャクソンさんちのマイケル君、加藤和彦さんと、ビッグネームの相次ぐ逝去があり、有名俳優の薬物問題があり、相変わらず面白い洋画が当たらない…前年に続いて、暗い話題ばかりが目立った印象があります。 受け手の幼稚化と、それに伴う娯楽の質の低化が悪循環となって、良作に対する不感症を蔓延させていることは、受け手の注意が醜聞にしか向かず、自分に都合の良い現状肯定と癒しだけしか求めない傾向にも顕著です。酒の勢いにまかせて憤ってみたところで、周囲から白い目で見られるだけなのは百も承知、半端に芸術やら創作やらにかぶれた人間は、不平

  • 版元って、何ですの? (isseisha) | 版元ドットコム

    「版元」という、江戸時代から続く言葉。つまりは、出版社のことなのですが、「出版社」自体、一般の方にはあまりよく分からない存在なんですね。 「そんなことないやろ!」 という、突っ込みも入りそうなんですが、そうでもないですよ。 申し遅れましたが、「版元」の一声社・米山傑と申します。版元ドットコムでは、新参者ですが、以後よろしくお願いいたします。 さて、「出版社のことを、よう知らはらへんよ」と書きましたが、ようあるんですよ、書店さんとか、印刷所に間違えておられる方が・・・。 (書店さんと間違えておられる方の話は、わたしのブログ=2009年2月28日付に掲載しています)http://www.isseisha.net/blog/index.html 昔からの知り合いのおばちゃんと、わたしの話。 このおばちゃんとは、25年以来のお付き合いです。お付き合いとは言っても、決して怪しい関係ではありません。

  • お菓子祭だ、ワッショイワッショイ♪ (ilpleut) | 版元ドットコム

    ボンジュール。【お菓子屋さんが出版社】のイル・プルーです。わが出版部は、ただいま2名の女子(そんなにピチピチの若さはないが)で細々とやっております。編集から販売まで、分からないながらも「こんなことやったらどうだろう」「あんなことやったら面白いかな」と、日々試行錯誤の日々です。でも、実際にを作ったからこそ、愛着もって、自信をもって、宣伝できると信じ、やっております。 しつこいようですが、うちは【お菓子屋さんが出版社】ですから、当然、パティスリーをやっており(代官山にありますよ)、しかもパティスリーでべられるお菓子が習える教室があり、さらにはおいしいお菓子を作るための材料も輸入販売しているので、そんな“おいしいお菓子”にこだわっているところが出しているだよ、というのを、もっともっと、アピールしたいな、と思っております。それで今回、新しい試みとして、「イル・プルー 春のお菓子祭」と題しま

    f-nyoro
    f-nyoro 2009/04/22
    一応この版元覚えておこう
  • 書店で本を注文するということ (suiyosha2) | 版元ドットコム

    実は書店でを注文したことがありません。(書店の皆様ごめんなさい) 理由は色々あります。以前は神田村に勤めていたので、読みたいはすぐに買えたから。書店営業中に見つけた面白いはその場で買ってしまうから。少し変わったは大型書店で買ってしまうから。でも一番大きな理由は「いつ入荷するかわからないから」。 おそらく取次各社も新倉庫や新システムで対応は速くなっているとは思うのですが、毎月何軒か「客注が入ってこないのですが」という書店からの電話を受けるたびに当に改善されているのか疑問に思うことがしばしばあります。 現在小社では委託倉庫から月・水・金の週三回の取次搬入。これは一般的な回数だと思いますが、取次から書店への搬入には現在どのくらいかかっているのでしょうか。もちろん大型店とチェーン店と街の屋さんでは違うでしょうし、取次にもよりますが…。 「ご注文の書籍は1週間から10日かかります(場合に

  • 版元日誌 � いまどきの取次って、こうなんだ

    一瞬、キツネにつままれたような気になった。次いで、土石流のような憤りが噴き出した。 取次がそんなことを言うようになってしまったのか…… 先週、恒例の出版社十数社と取次数社で行う夏季交流会という名目の飲み会があった。 毎年出版社側は一社一~二名、各大手取次からひとりないし数名出席している。ことしも出版社側は例年通りのメンバーだったし私もいつも通り出席するつもりだったのだが、事前に某大手取次がごね始めた。 「あんな『テロ死/戦争死』のようなを出版している版元と同席する飲み会は、出席を見合わせたい」と欠席の意向を示したというのである。 あんなを出している版元とは、私のところの第三書館である。 このは一昨年秋に刊行された時、この版元日誌にも書いたが、大手取次の何社かに委託拒否の扱いを受けた。イラク戦争下で死んだり殺されたりした人たちのドキュメンタリ写真集で、板垣雄三東大名誉教授や酒井啓子東京

    f-nyoro
    f-nyoro 2007/07/25
    それよりもシステムどうにかしてください>○販さん
  • 書籍販売の未開拓地 (太郎次郎社エディタス 須田 正晴) | 版元ドットコム

    書店がおこなう読者へのプレゼントに、つねづね疑問があります。あのアイテムの選び方って、どうなんでしょう。上のほうが電子辞書で、下は栞やブックカバーというのが定番で、このへんはにちなんでいるけど、ほかはDVDプレーヤーや自転車など、お年玉年賀ハガキのような不統一なラインナップ。使い勝手はいいけど身もフタもないのが商品券で、図書券や図書カードならまだしも、旅行券やQUOカードの場合もあります。少数でもいいからもっと夢のある賞品が選べないものでしょうか。 書店の読者にマッチする、夢のあるプレゼント。つらつらと考えるに、それは「棚」だとおもいます。 5月の連休に、「SFセミナー」という催しがあり、そこで「あなたの棚の物語」なる企画がおこなわれました。何人かのパネラーの「書籍の整理術」が紹介されるとのふれこみだったのですが、じっさいには「収納術」に近いものでした。 登場した10~20代のSF

  • あこがれの(?)営業さん (スタイルノート 池田茂樹) | 版元ドットコム

    いまから何年前のことだったか。はじめてのバイトが書店員でした。採用が決まったとたんに店長から「明日大丈夫だったら来て欲しい」との連絡。日曜日の朝で荷物は来ないしお客さんも少ないその日。他のバイトが来れなくなったのです。確か開店と同時の朝9時頃。小さな店なのですぐ実践体験です。レジの基的な操作法を覚えたところで店長が「あ、すぐ戻るからちょっとレジにいて」と店を出ていってしまいました。 生まれてはじめての格的店員経験。「いらっしゃいませ」と口に出すのも勇気がいる状態のレジに十数冊の文庫を持ってお客さんが来ました。僕にとってはじめてのお客さん。その人が発した一言がパニック状態を発生させます。 「全部カバーかけてください」 僕が働いていた店は、地域の老舗で、創業者がデザインしたオリジナルのブックカバー用紙にはさみをいれて1冊ずつ丁寧にカバーをかけていく店でした。悪いことに、僕はそのカバーのかけ

  • メディアは低品質でいいんですよ、メディアは。(と呟いてみる) (hidaka) | 版元ドットコム

    かつてマクルーハンが予言したように、「メディアはローファイ(low fidelity)に向かう」傾向はますます加速しているようです。 MP3(および類似の圧縮技術)の登場によって、音声データの品質は多少落ちたものの、音声データの持ち運びは飛躍的にカンタンになり、HDD、フラッシュメモリ、ケータイ……、と、音楽/音声の「入れ物」の自由度は劇的に向上し、「銀色の円盤を店に買いにいく」という、ここ20年くらいの定番だった音楽入手方法はもはや傍流になりつつある印象を受けます。JPEGしかり、MPEGしかり。人間が違和感を感じない程度に「はしょる」ことによって、ちょっとだけ低品質/大幅ダウンサイズになった音声/画像/動画ファイルは、それと引き換えに大幅な利便性を手に入れ、色々な局面で革命が起きたのは皆さんご存知のことと思います。 YouTube(および類似の動画投稿サイト)の登場によって、「インター

  • 版元日誌 >> 会社が倒産しました。

    新聞や雑誌などでも記事が出ていたのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、先々月の3月30日に私の働いていた英知出版が倒産しました。倒産からかれこれ一ヶ月半経つけれども、未だに、色々な方にご迷惑やご心配をおかけしていることに心が痛みます。 倒産の事実を知ってからは、「何故こんなことになってしまったのだろうか?」というようなことをずっと考えていました。負債額は数十億円に上るようで、倒産の理由としては親会社の経営破綻に因るものが大きいとの説明を受けました。たしかに、英知出版の資金調達を全面的に担っていた親会社の破綻の影響は間違いなく大きかったのでしょう。しかしながら、会社の業績自体が明るかったわけではないこともやはり無視できません。去年一年間は、何点かは好調な商品もあったものの、書籍・MOOKともに平均返品率は5割台と高く、秋頃に創刊した新雑誌も低調でした。 「何故こんなことになってしまっ

  • 書店員さんの声@mixi (suiyosha-ohohata) | 版元ドットコム

    私は業界紙『新文化』の携帯MLサービスを利用していて、たとえばこれを書いている今日4月25日の日中には、「渋谷Book1st撤退へ」なんてヘッドラインニュースが飛んできた。 ちょうど新宿ルミネ店を営業してきた夕方のMLで、なんだか笑えない冗談のような話だ。 会社のPCでは『文化通信』の速報をとっている。「週間総合ランキング1位・魔法先生ネギま! 18巻」なんてニュースを見て、店内ランキングの総合一位が『ケロロ軍曹』の侵攻を受けて嘆いていたのは、新宿の大手書店の文芸担当さんだったかしら……などと、小賢しく業界を憂う乾いた笑いを浮かべている。 ここ最近続いている版元や書店の事業停止情報も飛んでくるので、目先の仕事にもたついて週一回の業界紙にも目を通せない身にはありがたい。いや、ありがたかった、か。 過去形にしたのは、今はこれら業界紙MLよりも早く「あぶない版元情報」やら「売れ筋コミック情報」が

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