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生物に関するf-nyoroのブックマーク (146)

  • ワニが「処女懐胎」した事例が初めて報告される

    by Šarūnas Burdulis 動物園で飼育されていたメスのワニが、オスと接触することなく卵を産んだことが初めて確認されたとの論文が発表されました。まるでクローンのように親とほぼ同じ遺伝子を持った子どもが生まれてくるこの単為生殖の事例は、同じ祖先を持つ恐竜の繁殖方法を知る上で重要な洞察をもたらすと研究者らは指摘しています。 Crocodiles can reproduce without males – and maybe dinosaurs could too | New Scientist https://www.newscientist.com/article/2377168-crocodiles-can-reproduce-without-males-and-maybe-dinosaurs-could-too/ 'Virgin Birth' Ability Discover

    ワニが「処女懐胎」した事例が初めて報告される
  • ついに遺伝子編集技術「CRISPR」でがん治療のテストに成功、ゲノム編集された免疫細胞をオーダーメイドで作成し腫瘍を攻撃

    遺伝子編集技術の「CRISPR」を用い、各個人向けに「ゲノム編集された免疫細胞」を作成することで、がんの悪性腫瘍を正確に攻撃するというテストに成功したことを研究者が発表しました。 CRISPR cancer trial success paves the way for personalized treatments https://www.nature.com/articles/d41586-022-03676-7 今回発表された研究は、がん研究の2つのホットな分野を組み合わせることに成功した最初の試みであると学術雑誌のNatureは記しています。2つのホットな分野とは、「遺伝子編集により個別化治療を作成する」という分野と、「T細胞と呼ばれる免疫細胞を操作することで腫瘍を標的化する」という分野の2つです。 研究では、乳房や結腸を含む固形腫瘍を持つがん患者16人に対してCRISPRを用いた

    ついに遺伝子編集技術「CRISPR」でがん治療のテストに成功、ゲノム編集された免疫細胞をオーダーメイドで作成し腫瘍を攻撃
  • ついにコウテイペンギンを絶滅危惧種に指定するとアメリカ当局が決定、地球温暖化による海氷減少が脅威に

    2022年10月25日、アメリカ内務省傘下で野生生物の保護管理を担当する魚類野生生物局(FWS)が、最も大きなペンギンとして知られるコウテイペンギンを絶滅危惧種に指定したと発表しました。コウテイペンギンは南極大陸沿岸部の棚氷で繁殖することが知られており、近年進行している地球温暖化による海氷の融解が脅威となっているとのことです。 Emperor Penguin Gets Endangered Species Act Protections | U.S. Fish & Wildlife Service https://www.fws.gov/press-release/2022-10/emperor-penguin-gets-endangered-species-act-protections Emperor penguins listed as endangered by US becaus

    ついにコウテイペンギンを絶滅危惧種に指定するとアメリカ当局が決定、地球温暖化による海氷減少が脅威に
  • 「ミツバチは魚である」という判決が下る

    カリフォルニアの環境団体がミツバチの一種であるマルハナバチの保護を州に訴えた件について、カリフォルニア州控訴裁判所はマルハナバチがカリフォルニア州法の下で絶滅の危機に瀕した「魚」であると認め、保護される資格があるという判決を下したと報じられています。 Bees are ‘fish’ under Calif. Endangered Species Act – state court | Reuters https://www.reuters.com/legal/litigation/bees-are-fish-under-calif-endangered-species-act-state-court-2022-06-01/ Bees Are Fish, California Court Rules https://www.vice.com/en/article/5dgnn8/bees-ar

    「ミツバチは魚である」という判決が下る
  • 世界初「ブタの心臓」を人間に移植する手術が行われる

    臓器移植におけるドナー不足問題を解決する手段として、近年は動物の臓器を人間に移植する試みが注目されており、2021年9月には「ブタの腎臓を人体に接続する実験」が成功しています。そんな中、アメリカのメリーランド大学医療センターが、世界で初めて「ブタの心臓を人間に移植する手術」を行ったことを発表しました。 2022 News - University of Maryland School of Medicine Faculty Scientists and Clinicians Perform Historic First Successful Transplant of Porcine Heart into Adult Human with End-Stage Heart Disease | University of Maryland School of Medicine https://

    世界初「ブタの心臓」を人間に移植する手術が行われる
  • 植物は人間が触れた30分後にはゲノムを変えてしまう

    by Daria Shevtsova 植物は人・動物・昆虫などとのわずかな接触によっても遺伝的防御反応を示し、接触が繰り返されると成長が著しく阻害されることが研究で示されました。植物は接触から30分以内にゲノムが変わると研究者は述べています。 Mitochondrial Function Modulates Touch Signalling in Arabidopsis thaliana - Xu - - The Plant Journal - Wiley Online Library https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/tpj.14183 Plants don't like touch: Green thumb myth dispelled -- ScienceDaily https://www.sciencedaily.com

    植物は人間が触れた30分後にはゲノムを変えてしまう
  • 宇宙空間で死体はどのように変化するのか?

    Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏が宇宙に旅立ったり、全クルーが民間人という宇宙飛行ミッションが成功をおさめたりと、人類が気軽に宇宙に旅立てる日が来るという期待がにわかに現実味を帯びてきています。地球とは大きく環境が異なる宇宙という空間で、「もしも死亡するとどうなるのか」という思考実験について、イギリス・ティーズサイド大学応用生物人類学科のティム・トンプソン教授が解説しています。 Death in space: here's what would happen to our bodies https://theconversation.com/death-in-space-heres-what-would-happen-to-our-bodies-169890 もし人が地球上で死んでしまった場合、重力により血流がたまり始めて皮膚の表面に死斑と呼ばれる痣が現れるほか、死体の体温が外界の温度

    宇宙空間で死体はどのように変化するのか?
  • #1 イカのトリセツ(2021年8月16日放送) - 「万物トリセツショー」 トリセツ集 - 万物トリセツショー - NHK

    https://www.nhk.jp/p/torisetsu-show/ts/PYMV1Z1MGY/blog/bl/p4Gbj28qDd/bp/pr2AoVb3OY/ ★2021年8月16日放送「イカのトリセツ」 PDFでもダウンロードできます。 https://www.nhk.or.jp/program/torisetsu-show/torisetsu_ika2021.pdf ◆安全上のご注意 生でべる際は、アニサキスにご注意ください 保存する場所は、冷凍庫など冷たい場所で保管してください 吸盤が吸いついてくる場合がありますのでご注意ください ◆うまみを2.427倍にしたいときは ―イカのうまみの秘密は「筋肉にあり」 ふにゃふにゃとしたイカ。MRIで検査したところ、脂肪がほとんど見当たりませんでした。イカは「筋肉の塊」だったのです。 中にはこの筋肉を利用して、海面から飛び上がるイカも。

    #1 イカのトリセツ(2021年8月16日放送) - 「万物トリセツショー」 トリセツ集 - 万物トリセツショー - NHK
  • 幻の「白い鯨」を捉えた貴重な映像&写真集 - GIGAZINE

    さまざまな国や文化の中で白い動物は神聖視されていますが、オーストラリアでは全身が真っ白のクジラが目撃されています。それまでは幻の生き物であり、神話やフィクションの中に登場するだけだった白鯨が泳いだりブリーチングを行ったりする様子が、ムービーや写真で公開中です。 Awesome footage of rare white whale off the coast of Australia | Mashable - YouTube 青い水面下に鯨の姿。 浮き上がってくると、鯨の体が通常のグレーや黒ではなく、真っ白であることが分かります。 水の中に入ったり、水面に上がってきたりを繰り返す鯨。 鯨のすぐ横には観光船が浮かんでおり、観光客たちの目はくぎ付けです。 後ろから見るとこんな感じ。 真っ白な体で悠々と泳いでいます。 再び水の中へ。 さらに、上空からヘリコプターで撮影した映像も存在しました。 船

    幻の「白い鯨」を捉えた貴重な映像&写真集 - GIGAZINE
  • 皇居に生息するタヌキのミトコンドリアDNA解析結果が衝撃的!「公務が忙しいのに研究がガチ」「日本のガラパゴス」

    ちらいむ @chilime 国立科学博物館 日館地下一階 天皇陛下御即位三十年記念展示 天皇陛下の御研究と皇居の生きものたち、一室丸々陛下のご研究と皇居の生きものたちにまつわる展示でほんと「来てよかったああああ!」感。何がすごいって研究がガチ。ご公務お忙しい筈なのにガチ。キャプションが特殊なところも要注目。 pic.twitter.com/YQ4lLTW64v 2019-02-16 13:03:47

    皇居に生息するタヌキのミトコンドリアDNA解析結果が衝撃的!「公務が忙しいのに研究がガチ」「日本のガラパゴス」
  • 繁殖への過剰な努力、種の絶滅を後押しする恐れ 米研究

    雄のクジャクの飾り羽(2015年1月29日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / YE AUNG THU 【4月12日 AFP】雄が繁殖相手の雌を誘うためにささげる途方もない努力は、一部動物種にとって、種を絶滅の危機に追いやる危険性をはらんでいるとの研究結果が11日、発表された。 動物が繁殖活動でどのように相手の気を引き、相手に選ばれるかの性選択においては、優雅なクジャクの尾羽、雄ジカの雄大な枝角、ライオンのふさふさしたたてがみなど、派手で目立つ形態的特徴が大きな助けとなると考えられている。 だが、中にはこれが行き過ぎとなる場合もあることが、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文で明らかになった。 性選択に関する今回の研究では、米国のチームが貝虫類と呼ばれる甲殻類の化石数千個を分析した。小型の二枚貝に似た形状の殻を持つ貝虫類は約5億年前から現在まで生息している。 貝虫類

    繁殖への過剰な努力、種の絶滅を後押しする恐れ 米研究
  • 生殖細胞は身体をメスにしたがる 名古屋大学らが新たな特質を発見

    哺乳類もメダカもY染色体を持っていると身体はオスになる。ところが、身体がY染色体を持っていようがいまいが、生殖細胞は身体をメスにしたがる働きを持っていることを、メダカを利用した実験で名古屋大学らが見出した。 例えば、メスのメダカで、生殖細胞が「精子になるか卵になるか」を決める遺伝子機能を破壊すると、生殖細胞は卵の代わりに精子を作り始める。しかし、それにも関わらず身体はメスになるという。このことは、生殖細胞は卵になろうが精子になろうが身体をメス化させる能力を保持していることを示す。 メスにおいて卵巣ができる過程とオスにおいて精巣ができる過程を比較してみると、メスでは卵巣が形成された直後に生殖細胞の数が増加して卵を作り始めるのに対し、オスでは精子を作り出す前に生殖細胞の増加が停止するという。研究で明らかとなった生殖細胞の「身体のメス化」という特質に着目すると、メスにおいては生殖細胞の数を増や

    生殖細胞は身体をメスにしたがる 名古屋大学らが新たな特質を発見
  • クジラやトドらの大型化、理由を解明、定説覆す

    ニュージーランドのオークランド諸島沖で、ダイバーに近寄ってくるミナミセミクジラ。(PHOTOGRAPH BY BRIAN J. SKERRY, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 陸生哺乳類の中にも体が大きなものは存在するが、地球上で真に巨大な生物を見つけるなら、海に行くことだ。 その理由を解き明かした論文が、3月26日付けの学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載された。海にすむ哺乳類は「体温を効率よく維持することと、べ物を十分に確保することの間で、妥協点を見つける必要があります」。論文の主執筆者で、スタンフォード大学の生態学者、ウィリアム・ギアティ氏はそう語る。(参考記事:「定説を覆す、異例だらけの新種クジラの生態」) これまでの説では、海洋哺乳類の体が大きいのは、水の浮力によって重力の束縛から逃れられるためとされてきた。それもまだ関係あるのかもしれ

    クジラやトドらの大型化、理由を解明、定説覆す
  • 人体で最大、新しい「器官」を発見? 米研究

    (CNN) 米ニューヨーク大学などの研究チームが、体内の「間質」と呼ばれる空間の構造と分布に関する詳細を研究し、「人体の新しい器官を発見した」として、27日の学術誌に論文を発表した。人体で最大の器官かもしれないとの見方も示しているが、この説に対して異論を唱える専門家もいる。 間質は、全身の組織と組織の間の液体で満たされた空間をさす。間質組織や間質液については従来から知られていたが、今回の研究では、これまで認識されていなかった人体の機能が解明されたとして、間質を「器官」と呼ぶことを提唱した。 「当初我々は、これを単なる間質組織と考えていた。だが器官とは何かという定義に踏み込むと、器官とは単一構造または単一構造をもつ組織、あるいは単一機能をもつ組織だという考え方に突き当たる」。ニューヨーク大学のニール・シース教授はそう解説し、間質はその両方に当てはまると指摘した。 「この構造はどこを見ても同じ

    人体で最大、新しい「器官」を発見? 米研究
  • 【動画】交尾する深海アンコウ、史上初の撮影

    チョウチンアンコウの仲間が深海で交尾をしている、きわめて珍しい光景が撮影された。 映像は海洋科学の振興を目的とするNPO、レビコフ=ニジェレル財団が撮影、学術誌「Science」のオンライン版に公開された。北大西洋の水深800メートルの海中を、ヒレナガチョウチンアンコウの1種であるCaulophryne jordaniのメスが、ゆらゆらと泳ぐ様子が写っている。よく見ると、小さなオスがメスのお腹にぶら下がっている。(参考記事:「豪州沖の深海生物:“毛深い”アンコウ」) このミステリアスな深海魚が生きたまま見つかることはほとんどない。写真家のキルステン・ヤコブセン氏とヨアヒム・ヤコブセン氏は、2016年8月にポルトガル領アゾレス諸島のサンジョルジェ島付近で5時間にわたる探査を行い、その最後に収めた映像を米ワシントン大学水産学部の名誉教授テッド・ピーチ氏に見せた。それから1年以上を経て、この貴重

    【動画】交尾する深海アンコウ、史上初の撮影
  • 失われる生物多様性、人間の幸福も危機に 報告

    【3月27日 AFP】人間活動は世界各地で動植物の衰退を助長し、乱獲や汚染により自らの幸福をも危機にさらしていると警告する種の包括的調査報告書が23日、発表された。 南米コロンビアのメデジン(Medellin)で開催された「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)」の総会で発表された報告書は、世界を南北アメリカアフリカ、アジア太平洋、欧州・中央アジアの4地域に分け、生物多様性などについて包括的に調査したもの。 報告書によると、抜的な対策が取られなければ、アジア太平洋地域の水産資源は2048年までに枯渇し、2050年までにサンゴの最大90%が「深刻な劣化」に見舞われる。アフリカ地域では、2100年までに鳥類や哺乳類の半数以上の種が絶滅する恐れがある他、湖水における多産性が20~30%減少する。また南北アメリカ地域では、評価対象となった種の4分の1弱

    失われる生物多様性、人間の幸福も危機に 報告
  • 大量トド、どどどっ…無人島に2000頭が上陸 : 環境 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    北海道稚内市の宗谷岬から約1キロ北西沖にある無人島・弁天島に大量のトドが上陸し、直径約70メートルの小島が多い時で約2000頭のトドに覆われた状態になっている。 北海道に現れるトドは主にオホーツク海北部や千島列島の沿岸で繁殖し、秋から春にかけて北海道の日海側や根室海峡周辺に来遊する。 弁天島に異変が起きたのは2015年秋から16年春にかけてのシーズンから。それまでも数百頭の上陸はあったが、道立総合研究機構稚内水産試験場の推計で2000頭を超えるトドが上陸。17年5月には同島とその周辺で6000頭以上が確認された。 急増した理由は分かっていないが、同試験場の後藤陽子主査は「流氷やエサなどの海洋環境が影響しているのでは」と指摘している。 トドの増加で心配されるのが漁業被害だ。宗谷地方では16年度、被害が約5億8600万円に上っており、タコ漁の漁師(73)は「豊かな海がい荒らされないか心配」

    大量トド、どどどっ…無人島に2000頭が上陸 : 環境 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • なぜか高齢なメス選ぶオス、クモで判明、利点なし

    自分の巣にぶらさがるハイイロゴケグモ(Latrodectus geometricus)のメス。米ルイジアナ州ニューオーリンズのオーデュボン自然研究所にて。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 交尾(交接)相手を求めるハイイロゴケグモ(Latrodectus geometricus)のオスは、ときに不合理な選択をする。 理論的には若いメスの方がベターな選択だ――彼女たちは長い求愛行動を要求しないし、高齢の相手よりも繁殖力に富む。また若い個体が交尾相手のオスを生きたままべる確率は、高齢の個体に比べると格段に低い。 ところが学術誌「Animal Behaviour」3月号に発表された新たな研究によると、選択肢が与えられた場合、ハイイロゴケグモのオスはむしろ高齢のメスを選ぶ傾向にあるという。 「高齢のメスと交尾するこ

    なぜか高齢なメス選ぶオス、クモで判明、利点なし
  • いよいよ市場に、微生物がコンクリートを勝手に修復

    人間のけがや病気が自然に治癒するように、使用している製品や構造物に生じた劣化が、人の手を加えなくても勝手に直ってしまう――。そんな夢の機能を持つ材料が、「自己治癒(修復)材」だ。 材料自身に含まれる成分や事前に仕込んでおいた成分などを基にして、ひび割れなどの損傷を修復する性能を持つ。既に、高分子材料や金属材料など様々な領域で研究や開発が進められている。 安倍政権が2013年に掲げた「日再興戦略」には、「自己修復材料などのインフラ長寿命化に貢献する新材料の研究開発を推進する」と明記された。自己修復材料などの世界市場が30年に30兆円に達するとのロードマップも掲げている。 それらの追い風を受けて、インフラの主要な建材であるコンクリートの自己治癒能力へ関心が高まっている。コンクリートは強度に優れ、加工もしやすい半面、ひび割れやすいという弱点を持っているためだ。コンクリートを自己治癒できれば、長

    いよいよ市場に、微生物がコンクリートを勝手に修復
  • 脳に入る寄生虫が温暖化で北上、ナメクジに注意

    葉の上でシルエットに見えているバナナナメクジ。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) オーストラリア人のサム・バラード氏は19歳のとき、パーティで友人たちにけしかけられてナメクジをべた。数日のうちに、彼は珍しいタイプの髄膜炎にかかり、それから1年以上昏睡状態が続いた。意識が戻った後も首から下の麻痺は治っていない。 医師によると、バラード氏の病気の元凶はナメクジに寄生する広東住血線虫(Angiostrongylus cantonensis)だという。(参考記事:「驚愕!ナメクジの腹に潜んで旅をする線虫」) 広東住血線虫の感染者はバラード氏の他にもいる。なかには氏と同じように、周りにけしかけられた結果として罹患した例もある。これまでに少なくとも3件の感染例で、少年や青年がナメクジやカタツムリをべていたことがわかっ

    脳に入る寄生虫が温暖化で北上、ナメクジに注意