力強く意気込みを語った行定勲監督(左)[映画.com ニュース] 熊本県の復興支援を目的とした「くまもと復興映画祭 Powered by 菊池映画祭」の会見が2月2日、都内で行われ、同映画祭が4月7~9日に開催されることが発表された。ディレクターを務める映画監督・行定勲は、「映画の力で、何ができるか。これまで我々は熊本・菊池市で『菊池映画祭』をやってきましたが、今までのノウハウで熊本をどれだけ勇気づけられるか、やっていきたい」と力強く語った。 大西一史熊本市長が実行委員会会長、菊池映画祭実行委員長の芹川大毅氏が副会長を担い運営される同映画祭。熊本市、菊池市、そして最大震度が観測された益城町がタッグを組み、映画を通じて熊本の人々を勇気づけ、全国・世界に向けて観光プロモーションを行う。 行定監督は2016年4月の震災発生以後、故郷・熊本のために尽力し続けており、震災前の熊本の風景を活写した中編
震度7を2度記録した熊本地震発生から、明日14日で2カ月を迎える。行定勲監督(47)は、昨年10月に故郷・熊本を舞台に初めて撮影した短編映画「うつくしいひと」を携えて、地震発生直後から全国でチャリティー上映会を開催し続けている。復興に日々向き合う中、見詰めてきた熊本への思いを赤裸々に語った。 熊本の美しさを伝えるために撮った39分の短編映画を故郷の復興のために使う。4月16日未明の本震で被災した行定監督は、その足で県内の避難所を回る中「うつくしいひと」のチャリティー上映を決めた。4月25日の東京・新宿を皮切りに、12日まで北海道から鹿児島までの全国56カ所で上映会を行い、米ニューヨークでも上映。15カ所には新作の撮影準備を縫って足を運び、あいさつを行った。 熊本にも頻繁に帰り、益城町や脚本執筆用アトリエを併設した両親の自宅がある南阿蘇村を訪れたが、変わらない惨状に言葉を失った。自宅は高さ約
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