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社会とbookに関するfiblioのブックマーク (22)

  • 左利きの歴史 - 白水社

    左利きに対する偏見が生まれ解消に至るまでの複雑な歴史を、テーブルマナーの変化や絵画の分析など、さまざまな角度から語る。 著者

    左利きの歴史 - 白水社
  • 『無理ゲー社会』橘玲に聞く 「自分らしく生きる」が生んだ絶望

    「自分らしく生きる」を目指す社会からこぼれ落ちる絶望 ──「すべての人は自分の人生を自分で選び取り、自分らしく生きるべきだ」という、一見良いことに思えるリベラルな価値観の広まりが、一方で「自分らしく生きられない」と苦悩する人を急激に増やしている。書の柱になっているこの構想は、どのように固まっていったのでしょう。 今はSNSを開けば、ビヨンセやレディー・ガガ、マイケル・ジョーダンといった有名人たちが、「自分らしく生きて夢をかなえなさい」「人と違っていてもいい、あなたらしく生きていけばいい」という強いメッセージを送ってくる時代です。しかし、彼らのように成功できる人など、現実にはほとんどいない。「強く願えば夢はかなう」と信じて、かなわなかった人たちはどうなってしまうのか。一方で、こうしたリベラルな価値観は、既に確固としたものになっているため、もはや誰も否定できなくなっている。 歴史的には、「自

    『無理ゲー社会』橘玲に聞く 「自分らしく生きる」が生んだ絶望
  • 物語の力を悪用する『ストーリーが世界を滅ぼす』

    物語には力があるが、毒もある。 「よくできた小話」はSNSに乗ってバイアスを拡散し、政治家はフィクションを駆使して世論を分断する。広告屋は「これを買えば幸せになれる」ファンタジーをばらまき、ジャーナリズムは「よりクリック数を稼げる」ストーリーになるよう捻じ曲げる。物語はあなたを操作し、人類を狂わせ、世界を滅ぼしかねないと憂う警世の書。 「物語がどのように人を動かしているのか」に興味があるため、物語のダークサイドを告発する書は参考になった。一方で、著者自身が物語の毒に汚染され自家中毒に陥っているのが心配になった。 物語は人を狂わせる たとえば、2018年のピッツバーグで起きた、ユダヤ礼拝所襲撃事件だ。ライフルと拳銃で武装した男が、「ユダヤ人は皆殺しだ!」と叫びながら銃撃し、11人を殺害した事件になる。 書の導入部で、この男の行動をストーリー仕立てで描いている。ごく普通46歳の白人男性が、

    物語の力を悪用する『ストーリーが世界を滅ぼす』
  • 『自民党の統一教会汚染追跡3000日』を読んだ。〜シン・すべてがNになる〜 - エンタングルメントosugi3yのブログ

    dlit.hatenadiary.com 感想を一番初めに書きたかったのですが、読書スピードが遅くて出遅れてしまいました。この記事の筆者は電子版で読んだ模様で(電子版が出てるのを知らなかった😅)そこについて書いてくれていました。僕は普通に書店で買いました。 自民党大国の広島の書店でもなんとか取り扱ってくれていて助かりました。 HBOLで連載してくれていた時はよく読んでいたのだけれど、その記事か、他媒体の記事で教団から訴訟を起こされていたりで当に大変だっただろうなぁと感じました。この書籍自体は確かに、電子の方が前の項を参照しながら読むのに適しているので電子の方が読みやすいだろうな、と感じました。紙の方を読む方は付箋を用意して気になった箇所に付箋を付けて後で読み返す、といった読み方がいいと思います。また広島で住んでいる自分にとって自民党大国の広島で、このを裸で読む勇気がなくブックカバーを

    『自民党の統一教会汚染追跡3000日』を読んだ。〜シン・すべてがNになる〜 - エンタングルメントosugi3yのブログ
  • ロールズの社会は「地獄」なのか?(読書メモ:『増補 責任という虚構』) - 道徳的動物日記

    つ 増補 責任という虚構 (ちくま学芸文庫) 作者:小坂井敏晶 筑摩書房 Amazon 以前に同じ著者の『社会心理学講義:〈閉ざされた社会〉と〈開かれた社会〉 』も読んだけれど、読んでいてとにかくイライラした。書も同じく。 著者の立場は極端な社会構築主義。『責任という虚構』にせよ『社会心理学講義』にせよ、「自由意志」は存在せず「責任」はだれかに罪や貧乏クジを押し付けて社会秩序を回復するための虚構に過ぎないと言い張ったうえで、自由意志とそれに伴う責任を前提としたうえで有るべき社会秩序を考えて「規範」を説こうとする哲学者の傲慢さや偽善性を批判する、という論旨がよく登場する。また、ベンジャミン・リベットの実験やスタンフォード監獄実験などの脳科学・心理学の研究結果をかなり大袈裟に解釈して牽強付会に用いているところも特徴。ほかの心理学者のを読んでみるとなんだかんだで謙虚であり、「現在の心理学の知

    ロールズの社会は「地獄」なのか?(読書メモ:『増補 責任という虚構』) - 道徳的動物日記
  • 宝島社の書籍『年収200万円で豊かに暮らす』が物議 Twitterで「暮らせるわけない」などの声 「年収200万円」の国民構成比は?

    年収200万で暮らせるわけない」 「病院にも行けない」悲痛な声も Twitterでは「年収200万で豊かに暮らせるわけねぇだろ」「年収200万だと、金がもったいないと思っちゃって病院に行く気すらも起こらないんだよ」といった意見や「こういうのがスタンダードになると、日全体が豊かじゃなくなり、衰退する」と日の将来を不安視する意見も上がった。 戦時中のスローガン「欲しがりません勝つまでは」「贅沢は敵だ」などを引用して批判する意見や、この書籍の価格が759円であることから「年収200万円なら、そもそもこの雑誌は高くて買えない」などの意見も出た。 “「年収200万円」論争”には、作家の古谷経衡さんも参戦。自身の公式Twitterアカウントで「『年収200万で豊かに暮らせます』というコンセプトの雑誌は、あなたに奴隷でいる事を強いるプロパガンダだ」と痛烈に批判し「年収200万で豊かに暮らせることは

    宝島社の書籍『年収200万円で豊かに暮らす』が物議 Twitterで「暮らせるわけない」などの声 「年収200万円」の国民構成比は?
  • ブックサンタ公式ホームページ - あなたが選んだ本を、サンタクロースが全国の子どもたちに届けます

    成人したので、「大人」として「子供」を助けられるようなことをしたかった。金銭の寄付よりも、ブックサンタの方が直接誰かの役に立てるところがいいと思った。 私自身子供の頃寂しい思いをし、を読むことだけが楽しみだったことと、やはり良いを読むことで、知らない世界を知ること、知識を得ること、心が豊かになること、夢を持つこと等、計り知れない利益があると思うので、逆境にある子供たちにも是非を読んでほしいと思いました。 「クリスマスプレゼントをいつも買ってあげられないので、プレゼントがあればとても嬉しくありがたいと思いました。」 「を買う、ということが贅沢すぎて全くできません。いまはネットがあたりまえの日常ですが、を読む子に育ってほしいと思っているので応募しました。」 「子どもたちがみんなを読むことが好きなので応募しました。また、クリスマスにプレゼントをかってあげることができないので、もら

    ブックサンタ公式ホームページ - あなたが選んだ本を、サンタクロースが全国の子どもたちに届けます
  • 賢いお姫様の物語『アリーテ姫の冒険』。児童文学のベストセラーを日本に絶望しそうな大人が、読むべき理由(治部れんげ) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    いつもより早く夕が終わったので、以前から読みたかったを開きました。『アリーテ姫の冒険』(ダイアナ・コールズ著、グループ ウィメンズ・プレイス訳、大月書店)。面白そうなので小学1年の娘に読み聞かせを始めると「続きも!」と言われるままに、気が付いたら92ページを読み通していました。 原書は1983年にイギリスで出版され、日でも邦訳が出て大変話題になりました。絶版になっていましたが、復刊されて現在は入手可能となっています。 お話の魅力はヒロインのアリーテ姫が読書家で賢く、前向きで得意分野を生かして難関を次々突破していくところ。姫を殺そうとたくらむ魔法使いとその家来の意地悪さが巧みに描かれているため、姫が彼らをぎゃふんと言わせるたびに、子どもはもちろん、読んでいる私もすっきりした気分になります。 『アリーテ姫の冒険』。左側の箱から出すと右側のが表れる。原題は"The Clever Prin

    賢いお姫様の物語『アリーテ姫の冒険』。児童文学のベストセラーを日本に絶望しそうな大人が、読むべき理由(治部れんげ) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • フェミニズム・ジェンダー関連おすすめ入門書(時々クィア) - Togetter

    ゆう(wrmtrm) @wrmtw 前も言った気がするけど、これはもっと話題になるべきだと思う。『ブラック・フェミニストの主張―周縁から中心へ』の新訳版。フェミニズムについて知りたいならとりあえずこの一冊、というレベルで重要な。 ベル・フックスの「フェミニズム理論」 ベル・フックス amazon.co.jp/dp/4871541541/… 2018-01-13 13:58:26 水上文🍅🍅🍅 @livingdead312 フェミニズム初心者にはわたしもベル・フックス『フェミニズムはみんなのもの』を激推しします。あと上野千鶴子の『おんなの思想』もブックガイドになっててなおかつ「歴史を伝えなければ」という思いに溢れてて良い。若干難しめだけど竹村和子『愛について』はクィア系入門にもなるとても良いです。 2018-10-13 00:25:52

    フェミニズム・ジェンダー関連おすすめ入門書(時々クィア) - Togetter
  • 「町内会」の担い手がますます減りそうな理由

    町内会の仕事が多すぎる 年度の終わりは、団体や組織の役員の交代のシーズン。町内会も例外ではありません。 拙著『どこまでやるか、町内会』でも紹介していますが、この「役員の仕事が回ってくる」というのが、「町内会に入りたくない!」という人にとって最大の理由の1つでしょう。もちろん、町内会にはある程度参加・協力するという人でも、町内会が抱えている仕事の多さに、気がめいっている人は少なくありません。 町内会が抱える仕事が多すぎる → 仕事が多すぎるために、役員を敬遠される → 役員の引き受け手がいなくなることで、ますます過重負担になっていく――。 こんな悪循環が繰り返されていないでしょうか。町内会が抱えている仕事をリストラして、必要最小限のスリムな組織にしたい! と常々悩んでいる町内会は少なくないはずです。 ところが、行政から回される仕事がますます増えるのではないか……と心配になる動きがあります。

    「町内会」の担い手がますます減りそうな理由
  • 新たな町内会本『どこまでやるか、町内会』を出します - 紙屋研究所

    新たに町内会のを出します。 『どこまでやるか、町内会』です。ポプラ新書からです。 前著『“町内会”は義務ですか?』が町内会をめぐる基問題(プラスぼくの体験)を書いたとすれば、今回は、それを出してから、町内会関係者や町内会に入らない人たちから聞いた悩みを受けて書いた、実践的なです。 ネットでPTAの話題があったとき、ぼくは「必要かどうか」と「任意か強制か」を区別して議論しろ、と書きました。当然町内会も同じことが言えます。 PTA問題は「必要か不要か」で論じるべきではない - 紙屋研究所 つまり、いくらPTA(や町内会)は「必要がある」と言っても、そして当にどんなに「必要」だったとしても、「任意加入だから私はやりません」と返せば終わりです。論理的・原理的にはこれで全て完了。 だけど、この(『どこまでやるか、町内会』)では、一見するとまったく逆のことを書いています。 要するに、「町内会

    新たな町内会本『どこまでやるか、町内会』を出します - 紙屋研究所
  • 「社会調査」をやってみたいと思ったら――面白くてマネしたくなる『最強の社会調査入門』編著者に聞く/前田拓也×秋谷直矩×朴沙羅×木下衆 - SYNODOS

    「社会調査」をやってみたいと思ったら――面白くてマネしたくなる『最強の社会調査入門』編著者に聞く 前田拓也×秋谷直矩×朴沙羅×木下衆 情報 #新刊インタビュー#最強の社会調査入門 2016年を象徴する「今年の単語」に、“post-truth”(ポスト真実)が選出された。客観的な事実がないがしろにされる時代――そんな中、豊富な体験談ともに、16人の社会学者が社会調査の極意を伝授した『最強の社会調査入門』(ナカニシヤ出版)が注目を集めている。地に足をつけながら社会を知るためにはどうしたらいいのか? 前田氏、秋谷氏、朴氏、木下氏、4人の編著者にお話をうかがった。(聞き手/山菜々子) ――みなさんはどのようなことを研究されているのでしょうか? 前田 わたしは、「自立生活」という暮らしかたをしている身体障害者と、かれらの生活を日常的にアシストする介助者とのやりとりのなかから、障害者と健常者の関係性

    「社会調査」をやってみたいと思ったら――面白くてマネしたくなる『最強の社会調査入門』編著者に聞く/前田拓也×秋谷直矩×朴沙羅×木下衆 - SYNODOS
  • 西加奈子さん、新作『i』で訴えた多様性の大切さ 社会は「愛が足りなくなっている」

    多様性がないと自分が生きている意味ない――。2016年11月末に最新長編『i(アイ)』を刊行した直木賞作家の西加奈子さんは、ハフィントンポストのインタビューにそう語った。

    西加奈子さん、新作『i』で訴えた多様性の大切さ 社会は「愛が足りなくなっている」
  • 芥川賞受賞作『コンビニ人間』を、コンビニで働く人たちが読んでみた 『コンビニ人間』 (村田沙耶香 著) | 特集 - 文藝春秋BOOKS

    第155回芥川賞を受賞した『コンビニ人間』の主人公・古倉恵子は、コンビニのバイト歴18年目。36歳未婚、彼氏なし――。コンビニを舞台に繰り広げられる物語は、現代の世相を切り取り、多くの人の共感を呼んでいます。では、実際にコンビニで働く人は、このを読んでどう思ったのか? 大手コンビニチェーン、ファミリーマートの皆さんに感想をお寄せいただきました。そこから見えてくるコンビニのリアルとは? 主人公はコンビニ店員として驚くほど優秀! 『コンビニ人間』 (村田沙耶香 著) なんて優秀なスタッフだろう! と驚きながら読みました。私が店長だったら、主人公を雇いたいです(笑)。優秀なコンビニ店員は「後ろにも目があるの?」と思われるくらいに、背後のお客様の「音」を感じ取ってレジに戻るので、コンビニ特有の「音」に敏感になるのは納得です。またコンビニ店員は数時間で何百人ものお客様に挨拶するので、主人公のコミュ

    芥川賞受賞作『コンビニ人間』を、コンビニで働く人たちが読んでみた 『コンビニ人間』 (村田沙耶香 著) | 特集 - 文藝春秋BOOKS
  • 國重惇史さんの「住友銀行秘史」が今更感もありつつ胸焼けしてくると話題に : 市況かぶ全力2階建

    決算発表が出ないことを怪しんでストップ高まで買われたエックスネット、TOBされるどころか逆に資提携解消で切られて過剰にお金が流出するお笑い劇場に

    國重惇史さんの「住友銀行秘史」が今更感もありつつ胸焼けしてくると話題に : 市況かぶ全力2階建
  • 東京からみたショッピングモール観――『埼玉化する日本』 - シロクマの屑籠

    埼玉化する日 (イースト新書) 作者: 中沢明子出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2014/12/10メディア: 新書この商品を含むブログを見る ちょうど一年ぐらい前に出版されたショッピングモール論、『埼玉化する日』。 著者の中沢明子さんは東京生まれ・東京育ちの1969年生まれのライターで、出版ディレクターでもあるとのこと。巻末のプロフィールには「得意分野は消費、流行、小売、音楽」と書かれ、文中にも“消費バカ”を自称している箇所があり、消費個人主義には造詣の深い方と思われる。 この『埼玉化する日』は、おもに首都圏近辺のショッピングモールを、個人消費のコンテキストから捉えている。商品金額の大小だけでなく、センスの良し悪しや「買って良い商品」「買ってはいけない商品」といった視点をまじえながら、これからのショッピングモール(とそこでの個人消費)を展望した書籍、と言えそうだ。 良

    東京からみたショッピングモール観――『埼玉化する日本』 - シロクマの屑籠
  • 書籍「スクールカーストの正体」分類される8タイプの中学生 - 羆の人生記

    書籍『スクールカーストの正体』は凄い。 堀裕嗣が著す内容は、過去の中学校時代を振り返り、「あいつはこのタイプだったな」であるとか「自分はこのタイプだったのか」などと再認識せざるを得なくなる。 実際に教師として働いている(現役)経験を活かして、生徒たちを分類し、そこからスクールカーストが何たるかを論じている。 読めば読むほどに引き込まれる当書籍の内容のうち、今回は生徒の分類と、そこから発生するスクールカーストについて説明したい。 スクールカーストとは? スクールカーストには流動性がない 地域性 スクールカーストを構成する3要素 自己主張力 共感力 同調力 生徒のタイプ別(8分類) カースト順位 いじめ被害リスクのあるもの スクールカーストとは? 著者曰く、言葉自体が世に出だしたのは2000年代の半ばぐらいではなかったか、とのこと。 出所は不明であるも、次第にインターネットで話題になり、社会学

    書籍「スクールカーストの正体」分類される8タイプの中学生 - 羆の人生記
  • 残念ながら、日本人の8割にこのビジネス書はいらない『異文化理解力』 - HONZ

    まずは下の写真を見て欲しい。これは「人物を撮る」ように言われた二人の被験者が撮影した写真だ。撮影した二人のうち、一人はアメリカ人、もう一人は日人である。どちらの写真がどちらによって撮られたものか、お分かりだろうか。 多くの人が正解を予想できたのではないかと思うが、左がアメリカ人、右が日人によって撮影された写真である。複数の被験者に対して行われたこの実験において、アメリカ人はほとんどの場合、人物の顔がはっきり分かるようにクローズアップ写真を撮った一方で、日人は背景まで写るように撮影し、人物が非常に小さくなる傾向にあることがわかった。 西洋の実験参加者「だけど人物の写真を撮れと言われたんだから、左のこそが人物写真だよ。右の写真は部屋の写真だ。どうして日人は人物の写真を撮れと言われて部屋の写真を撮るんだ?」 アジアの実験参加者「左の写真は人物写真とは言えない。顔のクローズアップ写真だ。こ

    残念ながら、日本人の8割にこのビジネス書はいらない『異文化理解力』 - HONZ
  • 第7回 出版と巡業

    作家がを携えて人に会いにゆくことの意味 昨年12月に『コミュニティ難民のススメ―表現と仕事のハザマにあること―』(木楽舎)というを上梓した。音楽やメディアアート、障害者福祉やコミュニティデザインなど、僕がこれまで携わってきたさまざまなコミュニティ(専門分野や業界)における試行錯誤の履歴を半自伝的に書いたもので、あわせて領域横断的に多様な生き方・働き方を実践している6人の仲間たち(銀行員、建築士、元DJの宿主、福祉施設で働く美術家、職業訓練コーディネーターやアートディレクター)も紹介するといった内容だ。 僕はこれまで仕事をする上で、ひとつの「これ!」といったコミュニティに属さず(っていうよりは属することができず)、かつその時々に応じて表現手法・アウトプットも特定していないことによって、周りから「結局、あの人は一体、何屋さんなの……?」と思われるような日々を過ごしてきた。ときに周囲から「あ

  • 神戸連続児童殺傷事件、元少年が手記出版:朝日新聞デジタル

    1997年に神戸市須磨区で起きた連続児童殺傷事件の加害男性(32)が、「元少年A」の名で手記「絶歌」(太田出版)を出す。犯行に至った経緯や事件後の生活、現在の心境などをつづっている。早ければ10日から書店に並ぶ。 太田出版の岡聡社長は「少年犯罪が社会を驚愕(きょうがく)させている中で、彼の心に何があったのか社会は知るべきだと思った」と出版の意図を説明。「人の手紙を添えて遺族に届けたい」と話している。 当時14歳だった元少年は、97年2~5月に同じ区内に住む児童5人を襲い、小4の女児と小6の男児を殺害、3人に重軽傷を負わせた。事件は社会に大きな衝撃を与え、刑事罰の対象年齢を16歳から14歳に引き下げる少年法改正のきっかけにもなった。 手記は全294ページ。「精神鑑定でも、医療少年院で受けたカウンセリングでも、ついに誰にも打ち明けることができず、二十年以上ものあいだ心の金庫に仕舞い込んで

    神戸連続児童殺傷事件、元少年が手記出版:朝日新聞デジタル