新型コロナウイルス感染症ワクチンを載せ、ベルギーのブリュッセルから成田空港に到着した航空機=12日午前10時19分 新型コロナウイルス感染症ワクチンの第1便を載せた航空機が12日、ベルギーのブリュッセルから成田空港に到着した。米製薬大手ファイザー製で、厚生労働省は同日午後の専門部会で特例承認するかどうかを審議。田村憲久厚労相は同日午前、専門部会で特例承認が差し支えないとの結論が出れば「即座に承認し、その上ですぐに接種を始めていく」と述べ、迅速に対応する考えを強調した。正式承認を急ぐ。 ワクチンを載せた全日空機は午前10時20分ごろ、成田に着陸した。政府関係者によると、ワクチンは約40万回分に上る。 承認されれば、先行接種を17日に始める方向で政府は調整している。