国連６００人アフガン退避へ、支援活動停滞の恐れ : 国際 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）【カブール＝酒井圭吾、ニューヨーク＝吉形祐司】国連アフガニスタン支援団（ＵＮＡＭＡ）のカイ・エイダ代表は５日、カブールで記者会見し、同国駐在の国連外国人職員約１１００人のうち約６００人を一時避難させると発表した。 旧支配勢力タリバンがカブールの国連宿泊施設を襲撃し、５人が死亡したテロを受けた緊急措置だ。国連職員の安全が脅かされる事態は、各国の民生支援に影響を及ぼす可能性もある。 国連によると、一時避難の対象者はアフガン国内外の「安全な場所」に移し、国連本部から活動再開の指示を待つ。国内に１８か所ある事務所の一部は閉鎖する。エイダ氏は会見で「完全撤退ではなく、職員の安全対策が強化できるまでの措置だ」と強調し、アフガン人職員約５６００人の勤務に変化はなく、業務への影響は最小限だとしている。 ただ、アフガン復興支援の計画策定や決裁は外国人職員が担当しており、今回の避難で支援活動が停滞する恐れは否
