記者会見で謝罪する大阪府茨木市教委の原田課長(手前)と八木教育長(4日午前10時57分、茨木市役所で)=大西健次撮影 京都教育大(京都市伏見区)の男子学生6人が酒に酔った女子大生に暴行したとして集団準強姦(ごうかん)容疑で逮捕された事件で、原田淳平容疑者(21)が、逮捕直前まで大阪府茨木市の学童保育の指導員として働いていたことがわかった。原田容疑者の父親である原田茂樹・同市教委青少年課長が、当時息子が無期停学処分となっていることを知りながら応募を勧め、面接も担当し、採用を決めていた。原田課長は4日、同市役所で記者会見し、「ご迷惑をかけ申し訳ありません」と謝罪した。市教委は原田課長の処分を検討している。 事件は2月下旬に起き、大学側は3月末、原田容疑者ら6人を無期停学処分に。京都府警が今月1日、6人を逮捕した。 市教委によると、原田容疑者は停学中の5月1日、市の臨時職員として採用され、同市内