京都の葉たばこ産地が消滅 11月11日 6時23分 たばこの消費が減少を続けるなか、関西で最大の葉たばこの産地、京都府京丹後市で、すべての葉たばこの農家が栽培をやめることを決め、戦前から続いていた京都府内での葉たばこの生産が終了することになりました。 京都府内では、京丹後市が葉たばこの唯一の産地で、1年におよそ60トンを出荷してきました。しかし、たばこの消費は全国的に減少が続き、特に去年10月のたばこ税の増税以降は、前の年よりも20%落ち込んだことから、JT・日本たばこ産業は、葉たばこの生産中止を各地の農家に打診していました。これに対して、京丹後市のすべての栽培農家で作る協議会は、来シーズンから栽培をやめることを決めたということで、71年前の昭和15年から続いていた京都府内での葉たばこの生産が終了することになりました。京丹後市で30年余り葉たばこの栽培を続けてきた宮尾敏治さん(53)は、「