分析に使用されたのは過去にGame*Sparkでも紹介した「ゲーマー動機プロフィール(Gamer Motivation Profile)」診断。85万人のデータを元にゲームプレイのモチベーションをアクション、社会性、熟達、達成、没入、創造性の6つに大きく分類し、更にそれぞれについて2つの下位分類に分けられるとした物です。 公開されたこの診断は2015年6月から2024年4月まで、170万人のゲーマーによる回答を集めたとのこと。その中から、あまりにも例外的であった中国からの回答を除外した157万人分のデータを元に、今回ゲーマーによるモチベーションがどのような変遷を辿ったのかを分析したのだといいます。ちなみにQuantic Foundryは中国のデータが例外的であった原因を、ゲーム業界の発展が歴史的に孤立していたためではないかと考察しています。 分析の結果では、多くのモチベーション傾向について
343 Industries(アメリカ)Xboxの大黒柱といえば、『Halo』。コンソールにおけるFPSの礎を築いた作品のひとつで、20年以上続く老舗シリーズです。かつてはBungieが開発していましたが、2007年に独立を発表し、2010年の『Halo: Reach』を最後に本シリーズを卒業します。 そんなBungieに代わって『Halo』シリーズを開発する新たな社内スタジオとして2007年後半に設立されたのが、この343 Industriesです。社名は同シリーズに登場するAIロボット「343ギルティスパーク」から取られています。 343 Industriesとして最初に開発した作品は『Halo: Reach』のマップパックDLC。その後は初代リマスター『Halo: Combat Evolved Anniversary』や『Halo 4』といったメインシリーズはもちろん、見下ろしSTG
Game*Sparkでもレビューを2件掲載しており、どちらも★3つの満点評価。ひとつ目はオープンワールド探索のモチベーションがマスターソードという存在によって掻き立てられること、ふたつ目は新能力によって賢くズルをしたくなる体験や人とシェアしたくなるような自由さを引き出しているという観点から本作を評価しています。 そしてもう一つ、同作並みに評価されている作品があります。それは、Larian Studiosが開発する『Baldur’s Gate 3』です。本作はTRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」第5版をベースに作られた世界を冒険するパーティ制RPGで、ナンバリング前作よりおよそ23年ぶりに正式リリースされました。 日本よりもTRPG文化が浸透しているうえ、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」が本当に有名な海外でも「D&D」の魅力を存分に引き出しているとして高く評価されており、歴代のRPGの中でも最高
中国・江蘇省にある公立学校にて、学生が式典のためゲーム『原神』を元にした出し物を舞台でリハーサルしていたところ、“「日本文化である」と判断した同校の校長に叱責された”と海外メディアで報じられています。 『原神』の出生地を知らなかった校長『原神』とは、中国・上海に本社を置くmiHoYoが開発・リリースしたオープンワールドRPGです。本公立学校の式典舞台のため、学生が同ゲームの「花神の舞」を元にした出し物をリハーサルで披露していたものの、同校の校長は「背景の絵や音楽は全て日本文化である」として、「プライベートで楽しむならいいが、公の式典の舞台ではこのような文化は絶対に許されない」と叱責しました。 本作はモバイル版リリースから2年で約5,000億円の収益を上げていることが報告されているヒット作。中国政府からは、2022年における(同国の)文化観光デジタルイノベーション実践事例トップ10としてラン
現在、ゲームには様々なジャンルがありますが、その中でも取り分け奥深い物語や雰囲気を持つジャンルがアドベンチャーです。そこで今回はSteamで遊べる名作アドベンチャーゲームを10選して皆様にご紹介致します。その奥深さや味わい深さが一つでもあなたに伝わりますようにと。 シューターだけがゲームじゃない。スローなゲームにも素晴らしい体験は存在するのです。 ◆ 目次 1P:『Life Is Strange』 2P:『The Beginner's Guide』 3P:『Her Story』 4P:『The Silver Case』 5P:『Replica』 6P:『Virginia』 7P:『Analogue: A Hate Story』 8P:『Valiant Hearts: The Great War』 9P:『The Vanishing of Ethan Carter』 10P:『Syberia
1995年6月にPlayStationでリリースされたシリーズ第1作目。あらすじは、テロリスト集団によって軍部の一部がクーデターを起こしたため、傭兵集団がクーデター軍を鎮圧するために協力するというもの。登場機体は当時の最新鋭機であったF-22とYF-23を含めた全23機が収録。独特なカラーリングも特徴的です。架空機的な超巨大空中要塞や、渓谷飛行などシリーズの特徴(新谷かおるの戦闘機漫画『エリア88』的な影響も随所に見られる)を揃えている作品です。 ■『エースコンバット2』 『エースコンバット2』は1997年5月にPlayStationでリリースされたタイトル。プログラマの努力により多くのポリゴンが使用可能となった他にも、厚木における航空ショーの取材から得られた資料がフライトモデルに反映されています。グラフィックが大きな進化を遂げ遠景や海面までテクスチャで描写。F-14などの可変翼やエアブレ
【注意】本記事には『ファイナルファンタジーXV』のエンディングに言及した重大なネタバレが含まれています。具体的な言及は避けていますが、ゲームをクリアしていない方は閲覧・取り扱いに注意してください。 2016年11月29日、日本のRPGシリーズの代表格、FFシリーズ最新作『ファイナルファンタジーXV』発売――。発表から数年、紆余曲折の末にようやく発売された本作は、毀誉褒貶という状況ではありますが、それでも国内外で一定の存在感を示してくれました。 良いところも悪いところも含め、わたしが『FFXV』を一言で表すなら「異形のRPG」です。どのあたりが「異形」なのか。過去のFFと何が決定的に違うのか。主にゲームデザインの観点から「リアル=現代/現実/現在」「物語」「JRPG」というタームを使って考えてみたいと思います。 また、公式サイトのABOUTに記載されている「新たな世代のための新たな礎」という
先日には製品価格と思しき情報が海外玩具店で公開され大きな注目を集めていた任天堂新ハード「ニンテンドースイッチ」ですが、エレクトロニック・アーツCFOのBlake Jorgensen氏より、同社が検討している「スイッチ」向けリリース計画が一部明かされました。 サンフランシスコで開かれたUBS Global Technology Conferenceで行われた海外メディアGameSpotインタビューによれば、Jorgensen氏は「ニンテンドースイッチ」に向けて「1~2本のゲーム」をリリース予定であり、「EAが擁するビッグタイトルの1つ」を提供する方針。どの作品であるかは定かでないものの、任天堂が展開する新たなムーブに期待している姿勢を露わにしています。 EAはWii U向けに『Mass Effect 3』や『Need for Speed Most Wanted』を始めとした4作品を発売してい
格闘スタイル:マーシャル・アーツ国籍:日本ストーリー 三島 平八の養子として、三島 一八のライバルとなるべく連れて来られ、幼い頃から一八と同様に帝王学を叩き込まれた李 超狼。とある理由で三島財閥を追放された李は、ヴァイオレット・システムズというヒューマノイドメーカーの経営に乗り出し成功を収めていた。 その後世界は、平八が頭首に返り咲いた三島財閥と、一八が裏で支配するG社、二大勢力による全面戦争に巻き込まれていった。どちらの勢力に付くのが得策か世界中が揺れ動く中、平八と一八に対し強い憎しみを持つ李は、独自の路線を歩み始めていた。 それは、三島財閥に反旗を翻したラース・アレクサンダーソンを密かに支援することであった。李の復讐劇が、静かに始まるのだった。 ■クラウディオ・セラフィーノ Claudio Serafino 格闘スタイル:シリウス流祓魔術国籍:イタリアストーリー 古の時代より、この世な
―すべてはここから始まった シリーズ第1作目『メタルギア』は、アメリカの特殊部隊「FOXHOUND」の新人隊員であるソリッド・スネークが、武装要塞国家アウターヘブンにある最終兵器メタルギアを破壊すべく、たったひとりで敵地へと潜入していく見下ろし型アクションゲーム。本作には、ランクシステムが搭載されており、囚われた捕虜を救出する事で階級が上がり、スネークの体力や銃弾の最大所持数がアップグレードされていきます。また、『メタルギア』シリーズの時系列では、本作より前の時代を描いたシリーズ最新作『メタルギアソリッドV ファントムペイン』の続編にあたります。 なお、本作は上記の対応機種のほかに、PS2向け『メタルギアソリッド3 サブシスタンス』と、PS3/PS Vita/Xbox 360向け『メタルギア ソリッド HD エディション』にも収録。こちらのバージョンには、難易度に調整が加えられているとのこ
かねてより、そのテーマとなる時代設定が注目の的となっていた新作『バトルフィールド』。2016年5月に『バトルフィールド 1』というタイトルと、その舞台が「第一次世界大戦」となることが正式に発表されました。AAA級FPSタイトルでは久々となる「遥か過去の戦争」をテーマとした本作は大きな期待と注目を浴びています。 本稿では、『バトルフィールド 1』の予習として、第二次世界大戦と比べてあまり馴染みのない「第一次世界大戦」の背景と、武器(主に小火器類)を中心に、ゲームのトレイラー映像やスクリーンショットを交えながら解説していきます。「第一次世界大戦はどんな戦争だったの?」「どんな武器が使われていたの?」という基本的な情報が知りたい人向けの内容です。 ■第一次世界大戦の概要 2016年から100年ほど前、1914年から1918年にかけて勃発した第一次世界大戦は、ドイツ帝国/オーストリア=ハンガリー帝
国内で7日未明、新作リリースを待ち望むファン達に向けていよいよ発表された『Battlefield 1(バトルフィールド 1)』。Electronic ArtsとDICEが送る大作シューターシリーズの最新作のトレイラー映像やディテールは国内外で注目を集め、大きな盛り上がりを見せていました。今回の「海外ゲーマーの声」では、そんな本作に思いを馳せるフォーラムユーザー達の声をご紹介します。 第一次世界大戦を描くインエンジンフッテージに度肝を抜かれた海外在住のゲーマー達は「家の屋根をブチ破るほど高まってきた」「トリプルAで第一次世界大戦を舞台にするなんてイカれてやがる!」と大興奮。実際のプレイ映像を求める声も決して少なくはなく、インエンジンフッテージのみの披露に不満を感じた方もいたようですが、来るE3での新情報公開にも期待が募っているようです。 同じく発表されたばかりの『Call of Duty:
我々が住まう現代日本の社会を支えている生産経済、そしてその最前線に位置するであろう製造業にマニアックに挑めるゲームが『Factorio』です。合理的この上ない生産システムを構築し、忙しそうに働く製造ラインを眺めるとき、きっとあなたは日本の未来を担うエリートビジネスマンと同じ顔をしているでしょう。 ■逞しいサバイバル能力を身につける『Don't Starve』(PS4/PC/iOS) 昨今の新入社員研修では「無人島生活」という荒行が実施されると聞きます。聡明なハードコアゲーマー諸氏なら「木を切る」「ピッケルを作る」「炭を探す」などの生存フローがすぐさま浮かび上がってくることでしょう。しかし、実際の無人島生活というのは更に厳しいらしいのです。落雷やモンスターにめげない強い生活力、そして明日を生きる為の人生設計力を身につけるには『Don't Starve』が最適だと考えられます。 ■迅速・適切な
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