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書籍に関するgingger4のブックマーク (5)

  • 読書猿「大人のためのBESTマンガ36」から3つ選んだ

    これまで、敵陣を貫くキラーパスや、神技のようなボールコントロール、突き刺さるようなロングシュートなど、ボールを扱うプレイヤーを中心に観ていた。 だが、『アオアシ』を読んだら、ボールの周りにいない選手の方が気になるようになった。ボールを持っていない選手がどこに居て、何を見て、何をしようとしているかを見たいと感じるようになった。 主人公は、サッカー大好き中学3年の青井葦人(あおいアシト)。粗削りながら特異な才能を秘めており、努力と根性でJリーグのユースをのし上がっていく王道マンガ……と思いきや、180度違ってた。 もちろん努力と根性もある。サッカーが好きな田舎の少年が、エリート養成のユースチームで技術的に通用するはずがない。それこそ寝る間も惜しんで練習する。 でも、当たり前だけど、みんな練習してきたんだ、積み上げてきた質と量が違う。そんな単純に、努力と根性でクリアできるはずがない。 だから葦人

    読書猿「大人のためのBESTマンガ36」から3つ選んだ
  • 書けない悩み4人前『ライティングの哲学』

    書けない。 最初の一行に呻吟し、次の段落で懊悩し、そこから先が続かない。あるいは、言葉が詰まって出てこない。「これじゃない」言葉ばかり並んでいる。支離滅裂の構成で、書いても書いても終わらない。 そんな悩みを抱えた4人が集まって、お互いの「書けない」病をさらけ出す。学者、文筆家、編集者と、書くことが仕事みたいな人なのに、書けない悩みを打ち明ける。 「書けない」ことへの生々しい告白の中で、まるで私のために誂えたような手法や、まさに今、自分が実践しているやり方が紹介されている。 書かずに書く 千葉雅也さんが喝破してたこれ、まさに私が今やっている 「ファイル」→「新規作成」で、新しい白いページを表示させ、そこに一行目から書き出す……なんて執筆は、しない。そんなことすると、白いワニが来る(by 江口寿史)。 書かずに書く、って禅問答みたいだけど、言い換えるなら、「書く」というプロセスが始まった時点で

    書けない悩み4人前『ライティングの哲学』
    gingger4
    gingger4 2021/08/01
    ブイブイ言わせている著述家からの「ご高説」を賜るものではない。もっと泥臭く、血生臭い傷を見せ合う座談会なのだ。だから、カッコいいけど使えないテクニックじゃなくて、徹頭徹尾実用的なものになる。
  • 私をつくった中公新書/読書猿

    森毅/竹内啓『数学の世界 それは現代人に何を意味するか』 安西祐一郎『問題解決の心理学 人間の時代への発想』 稲垣佳世子/波多野誼余夫『人はいかに学ぶか 日常的認知の世界』 中公新書について書く機会をいただいた。私は新書と文庫で育った人間なので(若い頃、高い学術書はいろんな意味で手が届かなかった)、思い出す中公新書は数え切れないほどある。しかし3冊を選ぶ、という約束なので、ここでは、自分が書いたり考えたりしているもののきっかけとなることで、今の読書猿をつくってくれた中公新書たちを取り上げたい。 『数学の世界』(通巻番号317)は、性向も文体も読者層もまるで異なると思われる二人、森毅と竹内啓を会わせる(合わせる)企画が愉快である。 対談、座談の多い印象のある森だが、このはその中でも出色の一品。大抵の場合、森毅のキャラクターが場の空気を制圧して、対談全体がゆるくホニャララなものになってしまう

    私をつくった中公新書/読書猿
    gingger4
    gingger4 2021/01/01
    “ビジネス書に問題解決の書籍が並ぶより、かなり以前のもので、両者を比べれば、ビジネス書がこうした分野の蓄積をまるで参照せず、恐ろしいほど退行した代物であったことがわかる。”
  • 『独学大全』年末企画のお知らせ(その1)

    ありがとうございます。著者の読書猿です。 9/29発売の新著『独学大全』ですが、おかげさまで 11/25の時点で刊行から2ヶ月を待たず7刷が決定となり累計で100,000部に達しました。 ひとえに皆様のご支援のおかげです。厚くお礼申し上げます。 『独学大全』10万部への軌跡 初版9000部 9/29 発売日、2刷決定+11000部 累計20000部 10/7 3刷決定+10000部 累計30000部 10/19 4刷決定+20000部 累計50000部 10/21電子書籍配信開始 10/29 5刷決定+10000部 累計60000部 11/9 6刷決定+15000部 累計75000部 11/25 7刷決定+25000部 累計100000部 予想を遥かに超える反響に、品切れ品薄などでご迷惑をおかけしました。 ようやく供給が追いついてきたところ、ちょうど年末年始となり、新年の計に新たな学びを選

    『独学大全』年末企画のお知らせ(その1)
    gingger4
    gingger4 2020/12/19
    “9/29発売の新著『独学大全』ですが、おかげさまで11/25の時点で刊行から2ヶ月を待たず7刷が決定となり累計で100,000部に達しました。”
  • 読書猿名義で『問題解決大全』という本を書きました。11月20日書店に並びます。 読書猿Classic: between / beyond readers

    新しいを書きました。 前作『アイデア大全』の続編で、問題解決についてツールを集めた道具箱のようなです。 このトピックに関する限り、知ってることは全部書いたので、ブログでおなじみのトピックも、一度も書いてないことも、すべて盛り込みました。問題解決についての技法の集大成になってます。 今回も、情報拡散や感想、書評などでご支援いただけると幸いです。 (追記 2017.11.22) 関係者様のご尽力と読者の皆様のご支援あって、 『アイデア大全』『問題解決大全』ダブル増刷、決まりました。 『アイデア大全』7刷 40000部、『問題解決大全』2刷 24000部となりました。 引き続き、情報拡散、店頭での目撃報告、感想等、よろしくお願い致します。 問題解決大全 ビジネスや人生のハードルを乗り越える37のツール The Problem Solving Skills Dictionary 著者:  読書

    読書猿名義で『問題解決大全』という本を書きました。11月20日書店に並びます。 読書猿Classic: between / beyond readers
    gingger4
    gingger4 2017/11/18
    〈発想法〉が考えることの始まりだとすれば、問題解決は我々の〈未来〉の始まりです。
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