性的少数者(LGBT)のスポーツ選手を支援する団体が、ウィンブルドン元王者のマルチナ・ナヴラチロワ氏(62)との提携関係を解消した。同氏は、トランスジェンダー(出生時の身体的性別と性自認が異なる人)の女性選手が女子競技に出場することに批判的な発言を繰り返しており、団体がこれを問題視した。ナヴラチロワ氏は自分はレズビアンだと公表している。 グランドスラム大会で18回タイトルを獲得したチェコ・プラハ出身のナヴラチロワ氏は、身体的に優位なトランスジェンダー女性が女子競技に出場することを認めるのは「不正行為」だと主張していた。 アメリカを拠点にLGBTのスポーツ選手への支援活動を行なう団体アスリート・アライは、ナヴラチロワ氏の発言はトランスジェンダー嫌悪で、世間にはびこる誤解をさらに広めるものだと反発している。アスリート・アライは、ナヴラチロワ氏を同団体の諮問委員会、そして大使としての立場からも直
テニスの女子世界ランキング1位の大坂なおみ選手が、コーチを務めていたサーシャ・バイン氏とのタッグを解消すると発表して衝撃が走りました。 大坂選手は2018年の全米オープンと2019年1月の全豪オープンを連覇したばかり。バイン氏も年間最優秀コーチに選出された後だけに、「なぜ、このタイミングで!」と話題になっています。 「どぶに捨てた」わけじゃないんじゃない? 大坂選手の快進撃は、約1年前にバイン氏がコーチに就任した直後から始まりました。この間、ランキングは68位から1位に急上昇。テニス界に突如現れた若きニューヒロインとコーチとの初々しいコンビを、世界中のファンが暖かく見守っていただけに、契約解消のニュースは大きな衝撃を与えました。 __Naomi Osaka splits with coach after rising to no\.1 ranking (大坂なおみ選手は、世界ランキング1位
日本オリンピック委員会(JOC)の橋本聖子副会長は16日、東京都府中市で開かれた2020年東京五輪・パラリンピックに向けた機運を高めるイベントでの講演で、白血病を公表した競泳女子の池江璃花子選手について触れ、「私も高校3年生の時に(腎臓などの)病気をして、立ち直ることができた一人であるなというふうに思っております。池江選手には何とか頑張って欲しい、と思うと同時に、彼女ならできると信じているんです」と語った。 また、「私はオリンピックの神様が池江璃花子の体を使って、オリンピック、パラリンピックというものをもっと大きな視点で考えなさい、と言ってきたのかなというふうに思いました。あらゆる問題が去年から頻繁に、スポーツ界には起きました。池江選手が素晴らしい発信をしてくれたことによって、スポーツ界全体がそんなことで悩んでいるべきではない、ガバナンス、コンプライアンスで悩んでいる場合じゃない、もっと前
競泳の池江璃花子選手が白血病であることを公表したことを受けて、「本当にがっかりしている」などと発言した桜田五輪担当相の12日の記者団とのやりとり全文は、以下の通り。 記者:池江選手が自ら白血病であること、しばらく休養することを公表した。桜田五輪担当相の受け止めは? 桜田五輪担当相「びっくりした。病気のことなので、早く治療に専念していただいて、一日も早く元気な姿になって戻ってもらいたいというのが、私の率直な気持ちだ」 記者:競泳の中でも有力な選手だ。 桜田五輪担当相「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手だから、本当にがっかりしている。早く治療に専念していただいて、また元気な姿を見たい」 記者:これまで池江選手の活躍をどう見てきたか? 桜田五輪担当相「日本が誇るべきスポーツ選手だ。最近水泳が盛り上がっていて、オリンピック担当相としては、オリンピックで水泳に期待している部分もある。一人リ
大坂なおみ選手は現地時間2019年2月11日12:59にTwitterを更新し、彼女の躍進に多大な影響を与えたといわれる「サーシャ・バインコーチともはや仕事をすることはない」と報告した。 全米オープンに続いて、全豪オープンを制した大坂なおみ選手。バインコーチの間になにがあったのか。 うまく行っている時にこうした決断ができるのは、大坂選手が理想のテニスを求めて、妥協なく突き進んでいっているということだろう。 しかし、私たちはそこでなぜか「日本人だから」とは「日本人離れしている」と思いたがる。 22歳になるまであと9ヵ月となり、その活躍ともに国籍選択について注目が集まる。 日本とアメリカ、二重国籍を持つ大坂選手については、メディアで続々と取り上げられている。 ・拙稿「『日本人』とは誰か?大坂なおみ選手についての雑な議論に欠けた視点」(現代ビジネス) ・パトリック・ハーラン「日本は大坂なおみの二
ズドラフコ・レイチ●文 text by Zdravko Reic 利根川晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko アジアカップ決勝で日本が敗れた。勝敗が決まった時、私は少なからず憤慨していた。そして試合から日が経つにつれ、悲しさと、日本の戦い方を残念に思う気持ちが、私の心を覆うようになっていった。日本サッカーを愛する者なら当然だろう。 決勝のカードを知った時、私は日本が有利であると考えた。大勢の意見もそうであったろうし、もしかしたら選手たちも――意識はしないにせよ――そう思ったのではないだろうか? だが、こうした考えは非常に危険だ。相手がどんなチームであれ、軽んじてしまえば、自分たちの首を絞めることになる。それがサッカーの掟だ。ただ、日本人は真面目で、何事にも全力を尽くし、ベストな結果を出すために入念な用意をする。だからこうした心配は杞憂だと思っていた。 と
近年、著名人が自らの心の病について明かす機会が増えている。サッカー界でも、現在は日本でプレーするアンドレス・イニエスタの発言が注目を集めた。 様々な反応を呼び起こした名手の語りは、元ドイツ代表GKロベルト・エンケの隠された闘いの記録を家族や元チームメイト、監督の証言と本人の日記から描いた『うつ病とサッカー』を翻訳し、自らもうつになった経験を持つ木村浩嗣さんにはどう響いたのか。想いを綴る。(Yahoo!ニュース 個人 2018年12月12日掲載) ヴィッセル神戸でプレーしているアンドレス・イニエスタが今年5月と先月11月は2度、「鬱(うつ)」にかかっていたことを告白した。 イニエスタが初めて鬱について語ったのは、2016年発売の自伝だったが、ここにきて連続してテレビで自分の経験を明らかにしたことでスペインでも話題になった。 SNSの浸透でサッカー選手のインタビュー自体をメディアで目にすること
アジアカップ決勝の日本対カタール戦は日本の完敗に終わった。言い訳の余地のない敗戦を、イビチャ・オシムはどう見たのか。オシムが語った。 順当な結果だったということ。 ――元気ですか? 「ああ、君は元気か?」 ――まあまあですが、凄くいいわけでもないです。 「そりゃそうだろう」 ――大変な試合でした。 「決勝はいつでも特別だ。どちらのチームも絶対に勝ちたいと願っている。しかも周囲は日本が有利という雰囲気を作り出していた。そんな中で敗れたのだから、当然失望は大きいだろう。 しかし言えるのは……順当な結果だったということだ。試合の入り方は、カタールの方が日本よりも圧倒的に決意に満ちていたのだから」 運は勇気を出した方に味方する。 ――その通りでした。 「カタールは、最初から全力を出し切って戦う気持ちに溢れていた。日本の入り方は典型的な強者の入り方だった。この試合がどういう展開になるかをじっくりと窺
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世界ランキング1位となり、表彰式でも「スーパースター」と紹介された。「大坂なおみ時代」が本当に来たのだ。 大坂なおみ時代の到来。もう遠慮もためらいもなくそう言っていいだろう。全米オープン優勝からわずか5カ月足らず、南半球唯一のグランドスラムで連続2大会目のメジャー優勝を果たした大坂は、史上26人目の世界ランキング1位となった。 2002年以降、グランドスラムで2大会連続優勝はセリーナ・ウィリアムズ以外に誰も成し遂げていない。そのセリーナでさえ、17歳の全米オープンでのグランドスラム初優勝に続く翌年の全豪オープンは4回戦敗退だった。しかし20歳のときに全仏とウィンブルドンを連覇すると、そのまま全米、全豪も勝って4大会連続優勝。「セリーナ・スラム」と自ら名付けたその偉業を、2014年から2015年にかけて再びやってのけた。 こうして23のグランドスラム優勝を重ねたセリーナの功績は偉大すぎるが、
<テニス:全豪オープン>◇26日◇メルボルン・メルボルンパーク◇女子シングルス決勝◇優勝賞金410万豪ドル(約3億3000万円) 【写真】鮮やかなワンピース姿でオーストラリアのビーチを歩く大坂なおみ 大坂なおみは北海道出身の母・環さんとハイチ出身の父フランソワさんとの間に大阪で生まれ、3歳で米国に移住した。二重国籍で、日本語は話す方が苦手。それでも、日本登録で出場し、「日本人」として初の快挙を成し遂げた。大坂が日本登録で出場する理由とは? ◇ ◇ ◇ 大坂が準決勝を戦う前、1人の米国女性記者が「彼女は本当は米国人よ」と言ってきた。その記者は、昨年10月のツアー最終戦WTAファイナルの時にも、米国の元世界女王キング夫人に「なぜ大坂を日本に持って行かれたのか」とかみついていた。 3~4歳時、生まれた大阪から米国に移住した大坂は、日本の記憶はおぼろげだ。米フロリダ在住で言葉も英語の方
1月6日に始まった大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺』。 その脚本を執筆する「クドカン」こと宮藤官九郎氏が Number970号「テニス開幕特集 ラブゲームで行こう」(2019年1月17日発売)に寄せた連載エッセイを、今回だけ特別に全文公開します! 『いだてん~東京オリムピック噺』が1月6日スタートしました。 いかがでした? 大河でした? 大河じゃない! と言われましても、2話から唐突に信長や龍馬を出すわけにもいかないので、そこは諦めて1年間お付き合い頂きたい。 2019年の大河ドラマでオリンピックを描く。これ、ひょっとして翌'20年の東京オリンピックを盛り上げるために巧みに仕組まれた国家的プロパガンダじゃない? そんな邪推を、この場でハッキリ否定します。そんな大それた企画だったら俺んとこなんかに来るわけないじゃない。 意外かもしれませんが、こちらから持ち込んだ企画なのです。「大河で
標記の件、楢崎選手が2018シーズンをもって現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。 楢崎 正剛選手プロフィール ◇氏名 楢崎 正剛選手(ならざき せいごう) ◇出身地 奈良県 ◇生年月日 1976年4月15日(42歳) ◇ポジション GK ◇身長 / 体重 187cm / 80kg ◇経歴 三和スポーツ少年団 → 香芝中 → 奈良育英高 → 横浜フリューゲルス → 名古屋グランパス ◇出場記録 J1リーグ通算 631試合 J2リーグ通算 29試合 リーグカップ通算 71試合 天皇杯通算 49試合 AFCチャンピオンズリーグ通算 19試合 XEROX SUPER CUP通算 2試合 ◇獲得タイトル Jリーグ優勝(2010) 天皇杯優勝(1998※横浜フリューゲルス、1999) ◇個人タイトル Jリーグ最優秀選手賞(2010) Jリーグベストイレブン(1996、1998、20
イビチャ・オシムは、サラエボの自宅で年末年始を過ごした。 冬の間は雪に埋もれるグラーツよりも、寒さが厳しいとはいえ積雪はそれほどでもないサラエボの方が、多少なりとも過ごしやすくはあるのだろう。 ただ、1月半ばには、シュトルム・グラーツのクラブ設立110周年記念式典がある。主賓のオシムを欠いては成り立たない行事であり、そのときにはまたグラーツに戻ることになるとのことである。 オシムからの新年のメッセージが届いた。 日本サッカーへ込める思いと期待を、オシムが受話器の向こうから語った。懐かしかった羽生直剛との再会も。ここにお届けするのは、そんなオシムの直近の声である。 なお、彼は、アジアカップ期間中の不定期インタビューの申し出にも快諾してくれた。フィリップ・トルシエも同様で、本欄ではふたりの分析と評論をロシアワールドカップ同様に掲載する。 「日本のサッカーは良くなっている」 ――元気ですか? 「
高校駅伝強豪校の一部で、選手生命を奪いかねない鉄剤注射が不適切に使われていた。日本陸上競技連盟が2016年4月、鉄剤注射を使わないよう警告を出す前に卒業した女子選手2人が、取材に対し、高校時代の使用実態を証言した。2人とも指導者の指示で注射を続け、高校時代は好成績を上げたが、卒業後は記録が伸びず、注射を繰り返した過去を悔やんでいる。 「監督に『今から行くぞ』と言われ、打っていました」。東日本の高校を卒業し、大学で競技を続ける女子選手は高校時代をそう振り返った。監督に連れられ、地元の医院で多い月は3回、大会1週間前は駅伝メンバー5人全員で打った。監督は「ビタミンが混ざっているから大丈夫」と言っていた。 全国高校駅伝では個人、チームとも上位に入った。成長を続ければ国内トップクラスに手が届くはずだった。 大学陸上部で血液を調べると、1人だけ桁違いの鉄分過剰を示す数値が出た。監督は「何か体に入れて
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