『金の卵を産むニワトリを持ちなさい』(菅井敏之著、アスコム)の著者は、三井銀行(現・三井住友銀行)で数々の実績を打ち立てたのち、48歳で独立して起業した人物。銀行員時代のノウハウを生かしてアパート経営を行い、6棟(約75室)のオーナーとして年間7000万円の不動産収入を得ているといいます。 また、以前ご紹介したことがある初の著書『お金が貯まるのは、どっち!?』と第2弾『家族のお金が増えるのは、どっち!?』は、どちらも大きな話題を呼びました。本書はそれらに次ぐ第3弾で、テーマは「金の卵を産むニワトリ」を手にすることの重要性。毎月新しいお金を運んでくれる「仕組み」を持つべきだという考え方です。 たとえば毎月、家賃収入が入ってくるアパートは、1羽の「ニワトリ」にたとえることができます。そして、アパートから毎月得られる家賃収入は、そのニワトリが毎月毎月運んでくれる「金の卵」です。(「プロローグ」よ