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ブックマーク / sgtsugar.seesaa.net (2)

  • 壁と回路: sgtsugar.com.blog

    サントリー学芸賞・受賞記念パーティ挨拶 2011年12月12日 東京會舘におけるサントリー学芸賞贈呈式のあと、二次会が、近くの「アリスアクアガーデン」という店で開かれました。その席で、乾杯の挨拶をしてくれと言われ、珍しく原稿を作っていったのですが、贈呈式のパーティで飲んでいるうちに、大和田君の受賞の言葉「僕はヒップホップなど黒人系の音楽を追いかけてきてよかったと思います。なぜなら彼らはいただけるものは全部いただくという思想で、白人ロッカーの、権威には中指をつきたてるってことをしないからです」に、コンチクショーと反応して、「どうせ俺たちはロックはカウンター・カルチャーだと信じたおめでたい世代だよ」と中指を突き立てたくなった。で、用意してあった原稿の、最後の「いましめ」のところだけを強調した、「くたばれ団塊、朽ち果てろラバーソウル」の挨拶になってしまったという次第。無駄になった原稿を、ここに掲

  • サントリー学芸賞でやっと認知されたか、ポピュラー音楽研究: sgtsugar.com.blog

    いやあ、びっくらこいだ。何日たっても愉快、愉快。 サントリー学芸賞、芸術・文学部門、ダブル受賞。ポピュラー音楽学会のこの二人が独占してしまった。 大和田俊之『アメリカ音楽史――ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』 すぐれた感想文:http://m-riki.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-f7e1.html 輪島裕介『創られた「日の心」神話   ――   「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』 わかりやすい紹介:http://blogs.dion.ne.jp/morningrain/archives/9778678.html まあ学芸といえば学芸だが、サントリーのこの賞は、一般読書人に通じる話芸を重視するところがあって、したがって、ポピュラー音楽研究の先行ランナー細川周一の『レコードの美学』(一九九〇)のような驚くべき学際性と思考レベルを

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