その後、いろんな方からのご意見もいただきつつ考えておりましたが、やっぱり教育データ論争はもうちょっと丁寧にやったほうがいいのでは、という結論になりつつあるので整理してとりあえずここに見解をまとめて雑文調に書いておきます。後で各方面にレクしたり、お手紙を出したり、論文にしたりするかもしれません。 結論から言うと、教育ツールとしてEdtech的なものを展開すること自体は良いと思うし、どんどん発展させて良いと思うんですが、バックグラウンドで動かす教育データの利活用という点では発展途上すぎて危険だなあという見解です。 今回、戸田市教育委員会ネタでは教育長の戸ヶ﨑勤さんのインタビューでシノドスで記事にもなり、また、東洋経済エデュでも話が出ていたうえ、教育データ利活用の有識者会議でも喋っておられました。 データ利活用というと、大きな課題として個人情報の保護を挙げる人は多い。学力調査を始めとする各種調査