座金(ざがね)とは、ボルトとナットを締め付ける際にナットの下に入れておきこれらの固着具と部材との間のなじみをよくしたり、ナットの回転を防止するために用いられる薄い金属板状の部品[1]。ワッシャー(英: washer)とも呼ばれる。ねじの径に対応して規格化されている。軸に挿入されるカラーのうち幅の狭いものも形状が似ているため同様に呼ばれることがある。 用途[編集] 座面の保護[編集] 被締結材にナットやボルト頭がめり込む事(座面陥没)を防止する、あるいは穴径がボルト径に比べて大きい場合、座面を安定させる場合などに用いられる。 緩みの防止[編集] 振動などによりボルト・ナットが緩むことを防ぐために用いられることもある。 気密[編集] 気密を保つために銅、アルミなどの軟質金属、ゴム、ポリカーボネート、PTFEなどの材質も使用される。この場合ガスケットと呼ばれることもある。 絶縁・導電[編集] 電