カフェや美容院などで見かけることが多くなったiPadレジ。モバイルPOSの普及が進むのはなぜか? その普及の先にあるものとは? 「POS+」の開発責任者に聞いた。 業務アプリのクラウド化やモバイル化が進むのと同様に、POSシステムもタブレット端末を活用するモバイルPOSへの移行が進んでいる。レジにiPad、注文端末にiPod touchを使うカフェやレストランなどを利用した読者もいるだろう。なぜ、モバイルPOSが伸びているのか。今春、クラウド型のモバイルPOS「POS+(ポスタス)」をリリースしたインテリジェンス ビジネスソリューションズの本田興一氏に話を聞いた(聞き手は誠 Biz.ID編集部の岡田大助、以下敬称略)。 10分の1のコストで既存のPOSシステムと同性能を実現 岡田: この1~2年で、iPadレジを使ったお店が増えてきましたね。自宅の近所にあるカフェレストランでは注文端末がi
多くの「iPad」ユーザーは同タブレットに「不満」を感じており、「Surface」および「Surface Pro」タブレットはAppleの製品群より有利な立場にある、とMicrosoftの会長であるBill Gates氏は考えている。 Gates氏はCNBCに対し、タブレットとPCの境界線が曖昧になってきている、と述べた。 「『Windows 8』によって、MicrosoftはiPadのようなデバイスが支配してきた市場でシェアを獲得しようと試みている。しかし、そうしたデバイスのユーザーの多くは不満を抱いている。彼らは物理キーボードでタイピングすることができない。文書を作成することもできない。そこで、われわれは彼らがPCに求めるものを犠牲にすることなく、彼らが目にしてきた利点の数々、タブレットを重要なカテゴリにした利点の数々を備えたデバイスを彼らに提供している」(Gates氏) 同氏は、「S
「iPadのような、タイピングできず、ドキュメントを作成できず、Microsoft Officeが使えないタブレットのユーザーの多くはいら立っている」──。米Microsoftのビル・ゲイツ会長は5月6日(現地時間)、米CNBCのニュース番組に出演し、そう語った。 この発言は、PCの売り上げがタブレットに押されて減少していることについてどう思うかという質問に対する答えに続いて行われたもの。ゲイツ氏は、MicrosoftはWindows 8をPCだけでなくタブレット向けにも提供しており、Surfaceシリーズはキーボードカバー(オプション)とOfficeの搭載によってプロダクティビティも高いと語り、PCとタブレットを明確に分けて考えるのは難しくなってきていると主張した。 同氏は、現在iPadが支配しているタブレット市場で、Windows 8はシェアを伸ばしてきているとも語った。Microso
市場調査会社の米IHSアイサプライがまとめた推計によると、米アマゾン・ドットコムの「キンドル(Kindle)」や、米バーンズ&ノーブルの「ヌック(Nook)」、カナダ・コボ(Kobo)のような電子書籍リーダー専用端末の市場は、早くも衰退に向かっているという。 同社は今年のリーダー専用端末の年間出荷台数が1490万台となり、昨年の2320万台から36%減少すると見ている。また来年になるとさらに27%減少し、4年後の2016年には710万台にまで落ち込むと予測している。 先頃米IDCが公表したデータを見ても、昨年2770万台だった出荷台数は今年1990万台と大きく減少する見込み。両社の数値には500万台ほど違いがあるものの、今後の傾向に関しては見解が一致しているようだ。 2006年まではまだ一般的に知られていなかった電子書籍リーダー端末は2008年から爆発的に売れ始めた。2008年から2010
2011年のIT分野では、一時代を築いた人物が次々とこの世を去った。その中でも特に大勢に影響があったのが、言うまでもなくスティーブ・ジョブズ氏だ。その「すごさ」に学ぶ組織論とは。 2011年を振り返ると、実にさまざまなことが起きた。言うまでもなく東日本大震災、原発事故がもっとも大きなインパクトがあり、1月にグルーポンのおせち騒動が起きたことが、とても昔のことにように思えてくる。そして、IT分野では、一時代を築いた人物が次々とこの世を去った。その中でも特に大勢に影響があったのが、言うまでもなくスティーブ・ジョブズ氏である。 彼の功績については、その死後からこれまでで語られ尽くした感がある。パーソナルコンピュータ、コンピューターグラフィック、そしてスマートフォンなど、30年以上にわたってあらゆる分野で革新を起こし続けたことに対して「偉大」という言葉では足りない。多くの人がそうであるように、私自
WWDC 2011 Keynoteも終わりました。 iOS4までで基礎は完成させたということでしょうか、これまで30%税で儲けさせてくれたはずのサードパーティすら殺してしまいそうなサービスを次々と発表するジョブズの姿を見ると、ああプラットフォーマーの強権というものは恐ろしいのだなぁと実感し、嬉々としてObjective-Cを学んでいた昨日までの自分に恐怖するわけであります。 そこで今回は、アップデートで死んでしまう、あるいは死なないまでも大ダメージを受けるであろうひとたちを振り返り、明日への戒めとしたいと思います。 なお、WWDCの画像はEngadgetから引っ張ってきています。感謝いたします。 iOS組み込みのTwitterサポート Twitterを使用するにはiOSの設定画面でアカウントを登録しなければならず、すべてのアプリケーションはHTTPでTwitterAPIを叩く代わりにiOS
当地で開かれたiPad2の発表イベントには、病気療養中のジョブズ最高経営責任者(CEO)も姿を見せ会場を沸かせた。ジョブズCEOは壇上からあいさつし、「われわれは長い時間をかけこの製品を開発してきた。この日を逃したくなかった」と語った。 iPad2の米国での価格は499ドル。カメラを搭載し、同社のスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone4」よりも薄く、前世代のiPadに比べ処理速度は2倍になった。 出荷は米国で3月11日、他の26カ国で3月25日に始まる。 iPad2の発表を受け、米株市場でアップルの株価は1.2%上昇し、終値は0.8%高となった。 ジョブズ氏はトレードマークのタートルネックとジーンズ姿で登場。以前より痩せたものの、精力的に壇上を動き回り、新製品を紹介した。 イベント終了後も20分以上にわたってステージ付近にとどまり、知人や社員と楽しげに会話を交わした。 ジョブズ氏は
Googleは数年前からモバイルの世界でAppleに追いつこうとしてきたが、ウェブでの強みを前面に押し出すことによって、自社の地位を確立し始めている。 ウェブベースの「Android Market」は、米国時間2月2日にGoogle本社で開催されたイベントの中で最も興味深いものだった。Appleが短期間で容易に模倣できるようなストアではない。また、可能な場合はネイティブソフトウェアの開発よりもウェブ開発を押すというGoogleの理念にも合致している。この戦略はスマートフォン上では現実的でないこともあるが、タブレットのコンピューティング性能が向上するにつれて理にかなったものになりつつある。 Googleにとって最も重要なのは、AndroidユーザーがウェブベースのAndroid Marketで、批判を浴びているネイティブの「Android Market」よりもクリーンでシンプル、かつユーザー
私を含め一部のメディア連中がアップルのiPadに夢中になっているのを見て、「狂っている」と思った人もいるだろう。だが、その後の展開を聞いてほしい。 アップルは4月8日、iPadとiPhone向けの次世代OS(基本ソフト)「iPhoneOS4」を発表した。これは、まともな人なら大したニュースじゃないことくらい分かるだろう。そもそもOSなんてマニア向けのものだし、この新OSの発売は夏以降になるという。 それでも記者発表には興奮したブロガーやジャーナリストたちが殺到。記者発表をブログでライブ中継した者さえいた。発表内容がいったい何だったのか、気にしながら2時間も待ってなんかいられないというわけだ。さらに悲しいのは、恐らく多くの人が実際に仕事の手を止めて、そうしたブログを読んだだろうということ。もしもあなたがその1人だったら──どうかあなたに神のご加護がありますように。 それはさておき、肝心のニュ
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