バーチャルなんてただの合言葉で｜水井軒間｜note
私はいつしか「バーチャル”ならでは”」「バーチャル”だからこそ”」「バーチャル”だからできる””新しい”何か」みたいな主張をする、そういう語句を使う人のことをかなり警戒するようになっている。 私はかなりバカで感動屋なので、そういうことを言われて始めは本当にそうなんだと思い込むことができたし、自分の鬱屈とした人生を何か変えてくれるのではないかとまで感じていた。 ただしばらくするといろんな方向からバーチャルなんちゃらを名乗った「現実」にことごとく傷つけられたり、失望させられたりして、 だから誰が何が悪いみたいなことが言いたいんではなく、 結局自分は人間が好きで、「好きな人が好き」なだけで、人間の人格をコンテンツとして消費する形態のひとつとしてバーチャルが「都合がよかった」だけで、 技術としてはきっと何か革新的なんだろうけど、「文化」や「思想」としては今のところ、私も皆も、これまでとなんの進歩も
結局、平成の結論は「言論は無意味だった」じゃね？
今さらロスジェネが話題に上がっているけど、おいおい、10年前から問題だって言われ尽くしていただろ。 本も出て、デモもやって、雑誌にも取り上げられて、だけど、解決策は何も起きなかった。 あれだけ問題視されたのに、いつのまにか言及されなくなり、かといって解決されたかといえば全く解決されておらず、今さら問題視しだす。もう手遅れだよ。 思えば非モテも引きこもりもそうだ。さんざん言論で取り上げられたのに、何も起こらず、いつのまにか放置。 これは最近の安倍晋三問題にも繋がるんじゃね？ ネットや新聞でいくら言論として取り上げても、現実には何も起こらない。 何の影響力もない。 ペンは剣よりもぜんぜん強くない。 平成はずっとそんな調子だったな。
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