ビッグデータの時代になって、いろんな組織があらゆる機会を利用して、個人データを収集しています。 これに関してよく起こる議論は個人情報の漏洩であったり、プライバシーの侵害や犯罪(ストーカーなど)の懸念であったりするわけですが、今日はちょっと違う視点で考えてみましょう。 それは、いったいどのデータがあたしを(もしくは、あなたを、つまりは「自分」を)、もっとも正確に浮かび上がらせるだろうか、ということ、そして、 それらのデータにより、自分という人間はどこまで正確に理解されるのか、ということです。 たとえば、現時点で集められているデータには、下記のようなものがあります。 1)過去一ヶ月間分の Suica (ICOCAなど)の記録 都市部に住む人の場合、このデータで自宅の場所、会社の場所、休日や勤務後に遊びにいく場所などが、タイムスタンプ付きで把握できます。これからは会社の勤務記録でなく、こういった