最近、「昭和なオヤジ」が自信喪失に陥っているようだ。何の話かというとリモートワーク、テレワークを進めた企業では、昭和なオヤジが「部下に出社を促すことが必要なのでは」と思っても、口に出せないのだという。その結果、企業によっては技術者から役員秘書に至るまで完全テレワークがある種の「既得権」となってしまったところもあるという。 この書き出しを読んで、読者の中には「昭和なオヤジの一味である木村は、やはりテレワーク否定派なのか」と疑う人もいるかと思うが、全然そんなことないからな。やることが決まっている日々の仕事はテレワークで何の問題もないし、打ち合わせや会議もオンラインで十分だ。技術者もコードを書いているだけの付加価値の低い作業はリモートで行えばよい。ウオーターフォール型開発はもちろん、アジャイル開発であっても必ずしもリアルに顔を突き合わせて取り組む必要はない。 人と会うのが仕事だった営業活動でも同